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【翻譯】千年戰爭AIGIS角色好感事件——帝国竜人サーベイン

一騎 | 2019-04-08 22:22:20 | 巴幣 8 | 人氣 352

帝国竜人サーベイン
帝國龍人 薩貝因

  
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白の帝国より馳セ参じた。名はサーベイン。宜しク頼ム。
我從白色帝國前來報到。吾名薩貝因。請多多指教。
  
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大望を果たす為ならば、命など惜しくはナイ。
若是為了達成遠大期望,我不會可惜這條小命。
  
30%
  
  
世界に平和ヲもたらす……。力ある竜人族としてノ責務ダ。
為世界帶來和平……這是身為有力龍人族的責任,還有義務。
  
50%
  

王国にも竜人ノ兵がいるだト?何故その事を黙っていたのダ!?
你說王國裡也有龍人士兵?為何一直閉口不提!?
  
60%
  
  
彼もまた、竜人族としての誇りヲ胸に戦っていたのだナ。
想必他也同樣,胸懷著身為龍人族的驕傲而戰。
  
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王子、乾杯ヲしよウ。白ノ帝国と、この国に……。
王子,乾杯吧。為了白色帝國,和這個國家……
  
100%
  
  
もはや種族も国も関係なイ。目指ス場所は同じなのだからナ。
這已經無關乎種族或是國家了。畢竟我們目標的終點一樣。
  
副官
  
  
誰ガ相手であろうと倒ス。さあ、次の戦場を示セ。
不管對手是誰,我都會打敗他。快向我展示下個戰場吧。




事件一



——深夜的酒吧。

——深夜の酒場。



兩個身形龐大的壯漢,
抄起手邊的酒瓶,相互瞪視。

見上げるほどの偉丈夫二人が、
手近な酒瓶を得物にして睨み合っている。



兩人互為海盜及山賊,
借酒壯膽爭論孰優孰劣,
不一會就開始出手。

互いに海賊と山賊の身で在りながら、
酔いに任せてその優劣を口上で競い、
気づけば手が出ていたといった具合だ。



一旦開始打架,就不會輕易收場。
不消說,海盜山賊都是這種性格。

一度喧嘩が始まると容易には収まらない。
それが海賊や山賊達の性分なのは言うに及ばず。



完全沒有人要出面仲裁。
反而竟是些火上加油之輩,這就是夜晚的酒吧。

仲裁を勝って出ようなどという者は皆無。
むしろ火に油を注ぐ輩ばかりなのが夜の酒場というもの。



正當我要插進那團渾水,想要攪清時——

そんな争いの渦中へと割って入ろうとしていた、
その時だった——。



「——兩位稍待」

「——待たれヨ」



發出低沉聲音,
一邊泰然走到二人之間;
是白色帝國的龍人,薩貝因。

低い声を響かせながら
泰然と二人の間に歩み出たのは、
白の帝国の竜人、サーベインであった。



身上的銀鱗發出渾厚亮光,令眾人為之啞然。

鈍く光る銀鱗を有するその出で立ちに皆が啞然とする。



算上他在隸屬白色帝國的龍人族士兵中,
是個屈指可數的強者,這也是理所當然的景象。

白の帝国に属する竜人族の兵の中でも、
屈指の強さを誇る存在とあらば、当然の光景であった。



「……發酒瘋也發夠了吧?」

「……酔狂にも程ガあろウ?」



「你們的力氣應該不是用在醉後吵架才對。」

「貴公らの力は酔った上での喧嘩に
使うべキものではナイはずだ」



若是一般士兵,
說不定光靠薩貝因的沉重的語氣
就會停止紛爭。

並の兵ならば、
サーベインの重々たる語気だけで
争いを止めたのかもしれない。



但是,對手是喝醉的山賊和海盜。

だが、相手は酔った山賊と海賊だ。



隨隨便便就被旁人扯掉面子的兩個大漢,
罵著不成意思的粗話,
一邊無謀地攻擊薩貝因。

易々と間に立たれ面目を潰された二人は、
意味を成さない罵声浴びせながら、
無謀にもサーベインに襲いかかった。



「嘿呀——!」

「ゼァッ——!」



氣勢十足的一陣劈砍,
和在酒吧響起的小小破碎聲幾乎同時。

裂ぱくの気合による帯刀の一閃と、
小さな破砕音が酒場に響くのがほぼ同時。(*譯註)



回過神來,海盜們反拿著的酒瓶,
沒了瓶頸以下的部分,露出漂亮的斷面。

気づけば海賊らが逆手に持っていた酒瓶は、
ネックから先を失って美しい断面を見せていた。



「……要繼續嗎?
各位的下場也會一樣喔。」

「……続けるカ?
貴公らも同じ末路を辿ることになるゾ」



薩貝因把刀尖對準兩人,
眼神銳利地瞪視著。

刃先を突き付けて、
眼光鋭く二人を睨みつけるサーベイン。



顏面盡失的醉漢們慌忙離開了現場。

完全に面目を失った酔っ払い達は、
そそくさとその場をあとにした。



「……哼,就會逞嘴上功夫。」

「……フン、口ほどにもない」



插進驚訝不已的客人之間,
薩貝因在裏頭的吧台前坐了下來。

驚きに染まる客たちの間を縫って、
サーベインは奥のカウンター前に腰を下ろした。



我從座位站起,走近他對他道謝。

俺は席を立ち、
彼に歩み寄って礼を述べた。



「沒什麼,路見不平而已。」

「ナニ、当然のことをしたまでダ」



「為了世間使用力量,可是我們擁武者的義務哪。」

「世のために力を使うことは、武を有す者の義務だからゾ」



我提議請喝酒來當作道謝,
但是薩貝因卻搖了搖頭。

礼代わりに酒代を持つ旨を申し出ると、
彼は首を横に振った。



「好意我心領了,
可我並不是為求回報才做的。」

「気持ちは嬉しいが、
見返りヲ求めてやったことではナイ」



「但是,」看我欲言又止,
薩貝因雙手抱著手臂思考了一陣子後,

だが、と俺が言い淀むと、
サーベインは思案するように腕組みをして、



「……要是真的那麼想答謝的話,
你也成為帝國的一份子好了。」

「……そこまで礼ヲしたいと言うのナラ、
貴公も帝国の一員となれ」



如是說道。

と言った。



我不敢相信我的耳朵。

俺は耳を疑った。



「意外……是嗎?
我不過是提了個算合理的提案而已。」

「意外……か?
私は合理的と思われる提案ヲしたまデだが」



薩貝因泰然自若地主張道。

平然と言いのけるサーベイン。



我質問薩貝因真意為何,
他就開始淡然講到:

真意を問い質すと、
彼は淡々と語り始めた。



「……魔物的侵略,
在今後會愈來愈劇烈。」

「……魔物による侵攻ハ、
今後も更に激しさヲ増していく」



「因此我們才要聚集散布各地的勢力,
對牠們的進攻做出回擊。」

「故に我々は各地ニ散在する勢力を糾合シ、
奴らの侵攻ヲ迎え撃つべきなのダ」



「我會志願入伍白色帝國,
也是因為想說我身為一個超乎人族力量的龍人族,
為對抗魔物的最大勢力貢獻武力,是我的責任。」

「私ガ白ノ帝国ノ兵に志願したのモ、
魔物に対抗する最大ノ勢力に己が武を捧げることガ、
人を凌ぐ力を持つ竜人族としてノ責務だと考えたからダ」



「我認為你和你的軍隊,
都應該和我同樣為帝國效力,如何。」

「貴公もその軍モ、私と同様に
帝国に力を捧げルべきだと思うのだガ、如何カ?」



原來如此。
搞不好他說的很正確。

なるほど。
確かに正論かもしれない。



他是要我消除王國這個母體,
使其全部同化為帝國這一股力量,
然後才對抗魔物。

王国という母体を無くし、
その全てを帝国という一つの力へと同化させ、
魔物に立ち向かえと、彼は言っているのだ。



但是,我搖了搖頭。

だが、俺は首を振る。



「…………」

「…………」



要協助帝國,王國是不會吝嗇,
但我們沒有打算要進到帝國的勢力之下。

帝国と協力をすることはやぶさかでないが、
王国は帝国の傘下に入るつもりはない。



我這麼跟薩貝因說完,他平穩地瞇細了雙眼。

そう伝えると、サーベインは穏やかに目を細めた。



「……呵,就該如此哪。」

「……フッ、そうでなくてはナ」



說得有點愉快,
他向吧檯對面的店主點了酒。

どこか嬉しそうにそう言うと、
彼はカウンターの向こうの店主に酒を注文した。



「既然都要和你相處一陣子了……
之後會如何發展呢。」

「暫くハ共に過ごす身……さて、
行く道は如何となっているのだろうか」



「實在愉快啊……王子。」

「実に愉しみダ……王子よ」



得知薩貝因對我頗有好感,
我便和他點了同樣的酒。
「希望我們對彼此有更多了解。」我說道。

少なからぬ好意を持たれているのを知った俺は、
サーベインと同じ酒を注文し、
そして、より深く互いを理解しようと言葉を紡ぐのだった。



譯註:裂ぱくの気合/裂帛的大喊
裂帛的大喊 / 裂ぱくの気合 這個表現經常用在時代小說上,用來表示劍豪氣勢十足的大喊或是氣魄。但是有說法指出這個表現在日語是一種訛用表現。一開始「裂帛」,也就是像布匹裂開的聲響,是用在女性的慘叫上,但不知道從何時開始,寫作時代小說的作者都覺得這個表現很帥,經常用進作品裡。裂帛的大喊 就變成了一個約定俗成的表現。
雖然在翻譯時這種訛用表現都會直接被譯者置換成合邏輯的中文表現,但我認為還是要講一下。畢竟偶而會有一些搞機翻還洋洋得意的傢伙來這裡。
不過我也是在偽基百科上看到的,這部分我還是先保留。




事件二


「王子欸,你怎麼沒告訴我啊?」

「王子ヨ、何故教えてくれなかったのダ?」



我回問「沒告訴什麼?」
對面位子的薩貝因向我探出身來。

なんのことだ、と問い返すと、
隣席のサーベインはこちらへ身を乗り出してきた。



「少裝蒜。」

「とぼけるナ」



「我已經知道這個國家裡也有龍人族士兵。
……為什麼知而不告?」

「既にこの国にも竜人族の兵ガいることは知っている。
……何故隠していた?」



薩貝因嘴上那麼說,
語氣卻不怎麼緊逼。

そう言うサーベインだが、
詰るような口調ではない。



「我並沒有要隱瞞。」我回覆道

隠していた訳ではない、と返す。



「真是的……唉算了。
總之,我和那同胞聊了幾句。」

「まったク……まあイイ。
とにかく、私はその同胞ト話をしたのダ」



看薩貝因還要說下去,
我便敦促他繼續講。

先を話したそうなサーベインに、
どんな話をしたのだ、と促す。



「對於彼此所屬的國家有何感想……」

「互いの属スル国についてどう思うのカ……」



「我跟他暢聊到天亮,
實在是愉快的一個晚上……」

「朝になるまで語り合ったガ、
アレは実に楽しき一夜であった……」



像是要回味那時候,
薩貝因花了點時間慢慢把杯中的酒喝乾。

その時の思い出を味わうかのように、
サーベインはゆっくりと時間をかけてグラスの酒を飲み干した。



「我也是喝多了,
要想起每一句話應該是沒什麼意義……」

「深酒ノせいもあるのだが、
一つ一つの言葉の想起に意味はナイと思う……」



「不過,有一點讓我印象很深刻,
就是他神采奕奕的樣子。」

「だがな、
彼が生き生きとシていたことハ、
強く印象に残ってイル」



「我……很開心。」

「私は……嬉しかっタ」



「同樣都是高風亮節的龍人族……」

「共に誇り高き竜人の種だ……」



「我們都不是因為強制或討生活這種消極的理由,
而是基於自己的信念,才知道要為國而戰。」

「強制や生きる為やむなくといった消極的な理由ではなク、
自らの信念に基づキ、この国の為に
戦っていることヲ知ることガできた」



「雖然仕從的國家不同,但他也一樣,
是肩負著龍人族的驕傲在奮戰的。」

「仕える国は違えド、彼もまた、
竜人族としての誇りヲ背負って戦っていたのだ」



想要拯救魔物威脅的世界,
這我們人類也是一樣的。

魔物の脅威からこの世を救いたいという思いは
俺たち人間も同じだ。



薩貝因對我的話首肯表示同意。

そう俺が言うと、
サーベインは首肯をもって同意を示した。



「是啊……就是啊。
這無關乎種族或國的差別。」

「アア……そうだナ。
種族の違いも国の違いも関係ナイ」



「作戰的手法和想法都不同,但要打倒的敵人相同。」

「戦の手法ヤ考え方は違えド、倒スべき敵は同じダ」



我忽然注意到自己和薩貝因的酒杯都空了,
便伸手拿還有酒的酒瓶。

俺はふと、自分とサーベインのグラスが
共に空になっていることに気づき、
酒の入った瓶に手を伸ばした。



於是乎,我和偶然同時伸手的薩貝因碰手了。

すると、
偶然にも同時に手を伸ばしたサーベインと
手がぶつかった。



我們相視,相笑。

顔を見合わせ、笑い合う。



然後,我們彼此為對方倒酒。

そして、
互いに相手のグラスに酒を注ぎ合った。



「敬白色帝國……」

「白ノ帝国に……」



薩貝因說完,舉起酒杯。

そう言ってグラスを掲げるサーベイン。



我也同樣舉起酒杯,
說道「敬王國」。

俺も同様にグラスを掲げ、
王国に、と掲げる。



「乾杯。」

「乾杯」



酒杯發出清脆的敲擊聲。

チン、とグラスを打ち鳴らす。



就算酒吧話聲嗷嗷,
乾杯聲也依然清晰可聞,
令我們的心起了一陣小小的漣漪。

爽やかな酒場にあっても、
その音は確かな響きとなって
お互いの心を小さく震わせるのだった。

創作回應

白蓮教徒
每次看了大大的翻譯,才能進一步體驗每個角色的活靈活現,而不是躺倉庫的素材(喂
2019-04-09 02:21:13
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