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【翻譯】千年戰爭AIGIS角色好感事件——武器商人エイミー

一騎 | 2019-04-28 21:09:56 | 巴幣 14 | 人氣 447

武器商人エイミー
武器商 愛咪




事件一



「哇……這就是人家口中的王子房間呀。」

「わぁ……ここが噂に聞く王子のお部屋なんですね」



剛踏進自己房間一步,
就看見一個身形小巧的少女,
眼神閃耀地在室內東張西望。

自室の入口を一歩入った所で、
瞳を輝かせながら室内をきょろきょろと見回す
小柄な少女の姿があった。



——少女名叫愛咪。
這位打過照面的武器商人,為了收集
會帶給使用者及其敵人極大危險的「呪武」,曾和我奔走各地。

——少女の名はエイミー。
使用者とその敵に絶大な危険を及ぼす『呪いの武器』を集める為、
共に各地を奔走した顔馴染みの武器商人だ。



「之前我就有從凱蒂小姐聽說不少您的傳聞……」

「お噂はかねがね、
ケイティさんから伺っていましたが……」



「不過王子您,真的沒什麼慾望耶。」

「王子って、本当に欲のない方なんですね」



為什麼會那麼想。我問道。

なぜそう思う、と俺は訊ねる。



「因為啊,我大概看了一下房間裡頭,
也都沒見到什麼看起來很高價的東西。」

「だって、ざっとお部屋の中を見させてもらった限り、
あまり高価そうなものが見当たらなかったので」



搞不好喔。我笑道。

そうかもな、と俺は笑う。



就算把室內裝飾得富麗堂皇,
我也不覺得生活會變得豐餘,
而且我根本就認為,比現在還要豐餘的生活,對自己有點超過了。

室内装飾に尽くしたところで
生活が豊かになるとも思えないし、
今以上に豊かな生活はそもそも自分には過分だと思う。



「不過,還好王子沒有什麼慾望。」

「でも、王子が無欲な方で本当によかったです」



「之前呪武落到那些流氓手裡的時候,
您也無償幫我收集……」

「前に呪いの武器がならず者たちの手に渡った際も、
無償で助けていただいて……」



「真的非常感謝您。」

「本当にありがとうございました」



愛咪規規矩矩地行禮道謝,
紮在頭後的長長藍髮
搖得像條尾巴。

ぺこりと折り目正しくお辞儀すると、
頭の後ろでひっつめた長い蒼髪が
尻尾のように揺れ動いた。



頭腦伶俐又禮儀端正,
個性開朗的愛咪是個聊起來令人開心的對象。

利発で礼儀正しく、
明るい性格のエイミーは話していて楽しい相手だ。



不過,可能是顧忌我王子的立場,
感覺她好像對我拉了條線橫在中間。

とはいえ、王子という立場に遠慮してか、
彼女はどこか俺に対して一線を引いている感がある。



我個人是覺得,還滿想要和她再更親密一些……

個人的には、もう少し親密になりたいものだが……。



「哇,好漂亮的花喔。」

「わぁ、綺麗な花ですね」



愛咪的視線
面向了插在桌上花瓶的一朵白花。

と、エイミーの視線が
卓上の花瓶に生けられた白い花に向けられた。



她像隻小動物般步伐輕快地湊了過去。

とてとてと小動物のような軽快さで歩み寄っていく。



「唔——嗯……這種花沒怎麼見過耶。
我是因為職業需要,累積了不少知識,但是……」

「うーむ……あまり見たことのない種類の花ですね。
職業柄、色々な知識を蓄えてきたつもりでしたが……」



「這朵花,要叫什麼名字啊?」

「これ、なんていう花なんですか?」



「……噯?不知道?」

「……え? 知らない?」



我解釋那花是我在附近森林散步時偶然找到的。

近くの森を散策していた時に偶然見つけたのだ、と説明する。



我自己是也滿在意的,就向懂的人問了問,
但是名字卻忘記了。

俺自身も気になって詳しい者に聞いてみたが、
名前は忘れてしまった。



但是,記得那個人說,
這是一種數年才會開一次的珍貴花朵。

だが、確かその者が言うには、
数年に一度しか咲かない珍しい花だとか。



「喔——……是很稀少的一種花啊。」

「へぇー……希少な花なんですね、この子は」



愛咪瞠圓了眼看著那朵白花。

目を丸くしてその白い花を見つけるエイミー。



喜歡花嗎。我問道。
愛咪立刻回頭對著我說:

花は好きか、と訊ねると、
こちらを振り向いて言った。



「很喜歡啊。
別看我這樣,我也是個女孩子呀。」

「そりゃあ好きですよ。
こう見えて私、女の子ですから」



愛咪得意地挺起胸。

えっへん、と胸を張る。



這個樣子,平常精明幹練的武器商印象就變得稍淡,
看得出她和年齡相符的,可愛的少女面向。

すると、やり手の武器商人という普段の印象が少し薄れ、
年齢相応の可愛らしい少女の一面が顔を覗かせた。



「……噯?」

「……え?」



我將花從花瓶抽出交給愛咪。
她一臉不敢置信。

花瓶から花を抜き取って差し出すと、
エイミーはキョトンと首を傾げた。



「您要送我嗎?」

「くださるんですか?」



「可是……這不是很稀少的花嗎?」

「でも……希少な花なのでは?」



對著有所顧慮的愛咪,
我說「正是因為稀少,才應該讓相配的人擁有。」
讓她握住花。

遠慮するエイミーに、
希少だからこそ、それに相応しい人物が持つべきだ、と言って
花を握らせる。



「啊……」

「あ……」



「非常謝謝您!」

「ありがとうございますっ!」



愛咪誇張地低頭道謝,讓我都感到過意不去。
我告訴她「不過是一朵花,別介意。」

こちらが恐縮するほど大げさに頭を下げるエイミーに、
たかが花一輪だ、気にするな、と告げる。



「可、可是……」

「で、ですが……」



別想什麼「可是我還是得道謝」喔。
我搶先她的想法,說道。

お礼をしなければ、なんて考えるなよ、
と俺は彼女の思索に先回りして言った。



「我……我知道了。
那這朵花,我就歡喜收下了。」

「わ……わかりました。
では、この花はありがたく頂いておきます」



說完,愛咪像是
要把手持的白花用臉頰磨蹭一樣,
輕輕地把花湊向臉頰,

そう言うと、
手に持った白い花に
頬ずりをするかのようにそっと頬を寄せ、



「……欸嘿嘿♪
我會好好珍惜的。」

「……えへへ♪
大切にさせていただきますね」



有如花蕾綻放般,柔和地微笑。

蕾がほころぶように、ふんわりと微笑んだ。



那笑靨,
嬌柔得連一旁的白花都得稱羨。

それは、
傍らの白い花が羨むほどの可憐な笑顔だった。





事件二


「非常謝謝您讓我近來房間,王子。」

「お部屋に上がらせていただいて感謝です、王子」



讓愛咪坐到沙發上,我問她今天有什麼事。
她一雙純真的雙眸對著我答道:

ソファに座らせ、今日は何の用だと訊ねると、
エイミーは純真そうな瞳を俺に向けて答えた。



「王子您之前送了我很貴重的花,我是來向您道謝的。」

「以前に貴重なお花を頂いた、そのお礼をしに参りました」



我應該說過不用道謝啦?我感到疑惑。

礼はいらないと言ったはずだが、と俺は首を傾げる。



「……是的。
可是,我還是覺得
不道個謝,心裡就是說不過去。」

「……はい。
でも、やっぱりどうしても
お返しがしたくなってしまったんです」



「待在嚴苛的商業界待久了,
只收不還,總覺得實在不太能安心……」

「シビアな商売の世界に身を置いていると、
一方的に貰いっぱなしというのはどうも据わりが悪くて……」



「王子殿下人是很好……
不過從他人收到無償的禮物,
我總是會習慣想說對方是不是背地裡有什麼企圖。」

「王子がそうだというわけではありませんが……
他人から無償で物を貰ったりすると、
つい何か裏があるんじゃないかと考えてしまうんです」



這樣啊。我把身體沉進沙發嘆了口氣,
問愛咪她打算怎麼答謝我。

そうか、と俺はソファに身を沈めて溜息をつき、
では何をくれるつもりなのだ、と訊ねる。



「……我自己是想過,」

「……私なりに考えたんです」



「要送什麼東西,王子才會高興。」

「どんな物をお贈りすれば、
王子にお喜びいただけるかって」



一邊將視線盯在交疊在併攏雙膝上的雙手,
愛咪語氣平穩地開始講道:

揃えた膝の上で組んだ手に視線を注ぎながら、
エイミーは穏やかに語り始めた。



「……老實說,剛開始我完全不知道。」

「……正直、最初はさっぱりわかりませんでした」



「像商人那樣以損益來動作的人,他們的心情很好了解。」

「商人のように、
打算で動いている人の気持ちはわかりやすいんです」



「只要提出有賺頭的事情,他們一定會先開心。」

「利益になることを申し出れば、
彼らはまず間違いなく喜んでくれますから」



「可是……王子不顧危險,無償幫助我,
還無償送我很貴重的東西。」

「でも……王子は危険を顧みずに無償で私を助けてくれたり、
貴重な物を無償でくださったりしました」



「……我好歹也是個商人,
別看我這樣,我可是很計較損益的人喔?」

「……私はこれでも商人ですから、
こう見えて結構打算的な人間なんですよ?」



「所以……老實說,
像王子這樣無私無欲的人,我實在不了解。」

「だから……正直に言うと、
王子にように無私無欲な人って、よくわかりません」



「……但是,總感覺還是會受您吸引。
沒有理由,也無關利害……」

「……でも、なぜか惹かれてしまうんです。
理由もなく、利害も関係なしに……」



「……正因為這樣,
我才能放膽斷言,我這感情是沒有混雜進損益計算的。」

「……だからこそ、
この気持ちには打算は混じっていないと
胸を張って言い切れるんです」



「我對王子,是相當仰慕的……」

「私が王子をお慕いする気持ちには……」



我不禁探頭窺向愛咪的臉。

思わず俺はエイミーの顔を覗き込んだ。



於是乎愛咪她,
突然回過神來似地,一臉害羞地別開視線。

すると彼女は、
ふと我に返ったように恥ずかしげに視線をそらす。



「……對、對不起。
其實我,本來是不打算講這種事情的……」

「……す、すみません。
本当はこんなこと、言うつもりじゃなかったんですけど……」



就這麼稍做沉默之後,
愛咪怯生生地抬頭看著我的臉說:

そのまましばらく黙り込んだ後、
おずおずと俺の顔を見上げて言った。



「呃就是啊,就是說,我想講的就是……」

「えっとですね、つまり、私が言いたいのは……」



「剛才我是要圖個方便,才說是答謝……」

「さっきは便宜上、お礼と言いましたけど……」



「可我等一下的行為,並不是出於損益或道義,
而純粹是我個人的感情。」

「今から私がする行為は、打算や義理ではなく、
純粋に私の気持ちってことです」



「所以……您可以接受嗎?」

「ですから……受け取ってもらえますか?」



對著上瞅著眼問我的愛咪,
我露出微笑:「那我可是非常歡迎的喔。」

上目遣いに問いかけるエイミーに、
そういうことなら大歓迎だ、と俺は笑みをこぼした。



「啊……太好了♪
那好喔,請王子您稍微待著不要動喔?」

「よ……よかったぁ♪
じゃあ、少しの間じっとなさっていてくださいね?」



說完,愛咪從沙發跳下,繞到還坐在沙發上的我的背後。

そう言って、エイミーはソファからぴょんと飛び降り、
まだソファに腰掛けている俺の背後に回り込む。



「那麼……要開始囉,王子?」

「では……いきますよ、王子?」



我點點頭。
少女纖細的五指便抓住我的肩膀,
開始以絕妙的力道按摩肌肉的僵硬處。

俺が頷くと、
少女の細い五指が俺の肩を掴み、
絶妙な力加減で筋肉の凝りを揉みほぐし始めた。



「呵呵呵……客人啊,這邊很硬喔♪」

「ふふふ……お客さん、凝ってますねぇ♪」



「……開玩笑啦。怎樣?
我自認還滿擅長這個的喔。」

「……なーんて。どうですか?
私、こういうのも結構得意なつもりなんですけど」



很舒服。我老實講述感想。

いい心地だ、と正直に感想を述べる。



於是乎,愛咪她說:

すると、彼女は



「欸嘿嘿,是這個樣子齁——」

「えへへ、左様でございますかぁー」



語氣有些笑鬧,講得也很開心。

と、少しふざけた口調で
嬉しそうに言葉を紡ぐ。



「王子……我想要幫王子,幫得更多、更多。」

「王子……私、もっともっと王子のお役に立ちたいです」



「武器也會賣好多、好多給您♪」

「武器もいっぱいいっぱい売っちゃいます♪」



「您累的時候,我還會像這樣幫您按按肩膀!」

「疲れた時は、こうして肩だってお揉みしちゃいます!」



「所以呀,王子……」

「だからですね、王子……」



「從今往後,也希望您和愛咪的關係,能夠長長久久,利惠多多喔♪」

「今後とも、こんなエイミーを末永くごひいきくださいね♪」

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