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TERRA BATTLE活動劇情歸檔——夢幻終章(11) C結局

一騎 | 2017-03-10 00:43:11 | 巴幣 0 | 人氣 74

這篇貼文單純是把活動〈夢幻終章/ラストストーリー/ The Last Story〉 的
日文劇情歸檔
因為本活動劇情並沒有明確分章,譯者便自行分段,以利歸檔。




(シナリオC)

「エルザ…エルザ!?」
「くそ、息してねえぞ!」
「帰ってこいエルザ、エルザ!
カナンがまだ救えてねーんだぞ!」

だが、脅威は終わらない。
今度は黒き守護獣が彼らの前に姿を現した。

「うぐ…」

エルザはただならぬ気配を感じ、
息を吹き返した。だが意識は囚われたままだ。



(シナリオC)

星の意識の渦の中に、エルザは漂っていた。

――――エルザ…ありがとう。

「カナン…どうして、ここに…」

――――もう、無理しなくて、いいんだよ?

「何言ってるんだよ、カナン…カナン?」

――――あとは、任せて



(シナリオC)

「ぐ、はぁ…! はぁ…」
「エルザ、正気に戻ったのか…!?」
「守護獣はカナンなんだ! それも、死ぬ気で…」
「なんだって?」
「俺たちのために、
星と同化しようとしてるんだ!
…絶対、止めて見せる」
「エルザさん、その方法は…」
「あとは、俺がやる」



(シナリオC)

エルザの鋭い眼差しに、
かつての彼らのリーダーの面影を
見た気がした。

だが、それは
ほの暗い心の闇から来る鋭さではなく、
ただ大切なものを守るという決意と、
意志からくるものだ。

みなが、エルザの意志を尊重した。



(シナリオC)

(エルザは戦闘に出ない)



(エンディングC)

「これで、終わりだ…!」

エルザは手にした剣をすて、
無防備に守護獣カナンの懐に飛び込む。
反射的に払いのけようとした守護獣カナンの
爪牙がエルザを弄ぶ。

耐えつづけるエルザの肉体から
鮮血がほとばしる。

だがそれでも異邦の印が刻まれた右手だけは、
守護獣カナンをとらえて離さない。



(エンディングC)

溶岩流を浴びたかと錯覚するほどの熱を
受けながら、なおもエルザの右手は
守護獣の肉体へズブズブと入り込む。

「カナン、手を伸ばせ…俺はここだ。
ここにいるッ!」

守護獣カナンは
なおもエルザをズタズタに斬り刻む。

その凄絶な光景を前にする者は皆、
身動きひとつできず、祈ることすら忘れ、
ただ傍観するしかなかった…。



(エンディングC)

「星よ、俺を選べ! カナンを…返せ!」



(エンディングC)

次の瞬間、守護獣カナンは、
エルザを頭から飲み込み光の粒となって消えた。

カナンを残し、跡形もなく消え去ってしまった。



(エンディングC)

「エ…ルザ…?」

残されたカナンのその声は、
決して届くことはない。



(エンディングC)

こうして、
異邦のものとその印をめぐる騒乱は、
終焉を迎えた。

異邦の印を持つエルザが、
自ら星と同化し、星を支える力
そのものとなったのだ。



(エンディングC)

それからまた数年が経った。

かの事件のあと、
カナンはアルガナン家の当主として
めきめき頭角を現し、帝国の政界へと進出。

彼女を補佐する4人の騎士とともに、
皇帝を追い落とす勢いで勢力を拡大し、
次期皇帝は、史上初の女帝となるのではと、
大陸で噂されている。



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