闇司祭ベルディナート
黑暗祭司 貝蒂娜
好感度 |
台詞 |
0% |
幼馴染以外の人間と話すのは苦手だわ……。 我不太習慣和摯友以外的人說話…… |
15% |
周りに合わせるのって、私、好きじゃないの。 配合周圍這擋事,我,不是挺喜歡的。 |
30% |
プリーストに見えない? ふふっ、よく言われるわ。 看起來不像個祭司?哼哼,人家很常這麼說。 |
50% |
前は幼馴染みがいればいいって思っていたけど……。 以前我還覺得,只要有摯友在就好了…… |
60% |
私は他のプリーストほどお人よしじゃないわよ? 我可不比其他祭司的人還好喔? |
80% |
助けてくれた王子に、ちゃんとお礼をしなきゃね。 王子你救了我,我得要好好回個禮才是。 |
100% |
これからは王子のいる、この場所にずっといたい……。 今後我想要一直待在這個地方;有王子在的,這個地方…… |
副官 |
助けてくれた王子の為だもの。ふふ、何でも命令していいのよ? 這可是為了救助我的王子呀。哼哼,盡管下令呀? |
好感事件1
她不同於普通的祭司。 . |
彼女は普通のプリーストとは違っていた。 |
外表,或是性格之類自是當然, 連身上圍繞的氣場都和他們有所差異。 . |
見た目が、とか性格的なものはともかく、 まとっているオーラがそれと違っていた。 |
「怎麼了?怎麼那樣盯著我看……」 . |
「なに? そんなに私を見つめたりして……」 |
貝蒂娜微微笑了笑,又露了一個 像是看透我的想法的笑容。 . |
ベルディナートはにっこりとほほ笑むと、俺のそんな考えを 見透かしたように笑みを見せた。 |
「我就和其他祭司那麼不同嗎。」 . |
「そんなに私とほかのプリーストは違うかしら」 |
「不過也是,和那些歌頌和平的傻呼呼祭司們比起來, 搞不好我看起來是不太一樣……」 . |
「まぁでも、平和をうたうぽやんとしたプリーストに 比べたら、私は違って見えるのかもしれない……」 |
假如要比喻她身上的感覺,若其他祭司是白, 那麼貝蒂娜則是黑。 . |
彼女のまとうものは例えるなら、ほかのプリーストが白なら ベルディナートは黒だった。 |
「對呀,我是沒有那麼警戒魔的力量。 不如說……我已經接受了那力量。」 . |
「そうね、私は魔の力をそれほど警戒していない。 むしろ……受け入れているわ」 |
「在魔的力量當中,有著一股不同於其他的巨大力量。」 . |
「他とは違う大きな力が魔の力にはあるの」 |
提到自身專業的貝蒂娜專心致志,雙眼勃勃生輝。 . |
それを話すベルディナートは純粋で、 きらきらと目を輝かせていた。 |
「下次,我就帶隻魔物回來解剖看看好了……」 . |
「今度、魔物を連れて帰ったら解剖してみようかしら……」 |
她的雙眼太過率直, 使我微微苦笑。 . |
その瞳があまりにもまっすぐで、 俺は小さく苦笑した。 |
好感事件2
「……老實說到不久前為止, 世界會變得如何,都與我無干。」 . |
「……正直今までは世界がどうなろうが 私には関係なかった」 |
我向貝蒂娜詢問至今為止所發生的事情; 她靜靜閉眼,如是答道。 . |
ベルディナートに今までのことについて問いかけると、 彼女は静かに目を閉じ、そう答えた。 |
「我本來以為,只要有摯友在就夠了, 其他以外就算消失我也無所謂。」 . |
「私は幼馴染がいればそれでよかったから。 それ以外は消えてもかまわないって思っていたの」 |
「可是,現在不一樣。我是為了償還自己犯下的罪過, 才決定進來王子的麾下。」 . |
「だけど、今は違う。私は自分が犯した罪を償う為にも、 王子の軍に入るって決めたんだもの」 |
「所以,我還沒有要離開這裡的意思喔。 而且王子你有恩於我,救了摯友和我……」 . |
「だから、まだここを離れる気はないわ。 王子には幼馴染と私を救ってくれた恩もあるし……」 |
謝謝妳肯那麼講。我一說完, 貝蒂娜便一個轉頭,別過了臉。 . |
そういってもらえると助かる。と言うと 彼女はふいっと顔を逸らした。 |
「是啊。就到王子你說的和平來到為止, 我就待在你身邊吧。」 . |
「そうね。王子のいう平和が訪れるまでは 側にいようかしら」 |
「畢竟現在我摯友和王子所在的這個世界, 就是阮的全部了……」 . |
「今は幼馴染と王子のいるこの世界が あたしのすべてだから……」 |
和平何時到訪,還沒有知數。 但是貝蒂娜的世界稍微寬廣了些, 我對此感到開心。 . |
それがいつ訪れるか、まだわからない。 けれど少しでも彼女の世界が広がったことに、 俺は嬉しさを感じていた。 |
好感事件3
她那照映在窗戶上的臉龐,好似帶著些憂愁。 . |
窓に映るその顔は、どこか憂いを帯びていた。 |
貝蒂娜背對著我, 佇立在窗戶邊,只是遠眺外頭的風景。 . |
ベルディナートはこちらに背を向けたまま、 窓辺をたたずみ、ただ、外の風景を眺めている。 |
「……你問我是不是有煩惱?」 . |
「……悩みがあるのか、って?」 |
「看起來像呀……? 你覺得我,看起來像有什麼平常的煩惱……?」 . |
「そう見える……? 私に、人並みの悩みがあるようにでも……?」 |
餘裕滿滿,一如平常的微笑。 她的表情,滲出了些微困惑。 . |
余裕に満ちた普段どおりの微笑。 彼女のその表情には、僅かな戸惑いがにじんでいた。 |
貝蒂娜說的「我」, 看起來是完全沒什麼煩惱。可是—— . |
ベルディナートの言う『私』には、 確かに何の悩みも無さそうではある。しかし——、 |
「…………欸?」 . |
「…………えっ?」 |
「你是問說,就算『我』沒有煩惱, 『阮』卻有煩惱…………是嗎?」 . |
「『私』に悩みはなくとも、 『あたし』にはあるだろう…………って?」 |
是有所意圖,或者是下意識, 貝蒂娜有個變換自稱的習慣,會將作為祭司的自己稱為「我」; 並將作為一個少女的自己稱為「阮」。 . |
意図してか、無意識なのか、 ベルディナートはプリーストとしての自身を『私』、 一人の少女としての自分を『あたし』と呼び変えている節があった。 |
既然如此我才推測,會這樣露出思考某事的動作的, 會不會是「阮」的那一邊。 . |
ならば、こうして何かを考える素振りを見せているのは、 『あたし』の方なのではないかと推測したのである。 |
「…………對呀,我是沒有特別去意識, 搞不好真是有這個習慣喔。」 . |
「………そうね、意識はしていなかったけれど、 そういう癖がついていたのかもしれないわ」 |
「畢竟在教團的生活,絕對不是快活。」 . |
「教団での生活は、決して愉快なものではなかったから」 |
「摯友……和嫘雯兩個時是『阮』; 作為教團團員,執行儀式時用『我』, 搞不好我就是像這樣切割自己,來保護『阮』。」 . |
「幼馴染………レイブンと二人でいる時は『あたし』。 教団員として、儀式を執り行う時には『私』って、 そんな風に自分を切り分けて、『あたし』を守っていたのかも」 |
——劍士嫘雯。 她過去在我方,一同和企圖復活魔神的教團作戰, 是貝蒂娜從小便相知相識的摯友。 . |
——剣士レイブン。 かつて共に、魔神の復活を目論む教団と戦った、 ベルディナートの幼馴染である娘だ。 |
那麼,她那個『阮』, 究竟心懷著什麼樣子的煩惱呢。 . |
それでは、その『あたし』は、 果たしてどんな悩みを抱えているというのか。 |
我向貝蒂娜提案, 如果在能力所及,我想要幫上她的忙。 . |
出来ることならば、 少しでもベルディナートの力になりたいと提案すると、 |
「………………要談是可以談, 但是王子應該完全幫不上忙吧。」 . |
「………………相談してもいいけれど、 王子には何も出来ないのではないかしら」 |
這話是什麼意思……? . |
どういう意味だろうか……? |
「我認為就這件事,假如不是我, 還有那位當事者的話,是沒辦法解開這鈴鐺的。」 . |
「こればかりは、あたしと、 その当事者でなければ、解決しようのないことだと思うの」 |
「……但是,如果王子覺得沒關係, 你能不能稍微……聽阮訴個苦?」 . |
「……けれど、それでも良いのなら、 少しだけ……あたしの話を聞いてくれる?」 |
我老老實實地點頭回覆, 貝蒂娜就用一臉非常認真的表情,繼續說道: . |
神妙に頷き返すと、 ベルディナートはとても真剣な表情で、こう続けた。 |
「……阮和她呀,起爭執了。」 . |
「……あの子とね、喧嘩したの」 |
「王子……你應該沒有在想, 阮這煩惱很幼稚,對吧……?」 . |
「王子……子供っぽい悩みだなとか、 思っていないでしょうね……?」 |
對著貝蒂娜的話,我慌張搖頭做表示。 要是和自小相處的摯友起爭執,那就必定是件大事。 . |
ベルディナートの言葉に、慌てて首を横に振ってみせる。 幼馴染との喧嘩となれば、一大事に違いない。 |
「……是喔,是呀。沒錯對吧。」 . |
「……そう、そうね。そうよね」 |
「阮和她,至今為止都一起生活, 我們關係好到發誓說到死為止都要在一起; 阮卻沒有料想到,會潛藏這麼一個火種。」 . |
「あの子とは、これまでずっと一緒に生きてきて、 死ぬその時まで一緒にいようって誓った仲なのに、 こんな火種が潜んでいただなんて……思いもしなかったもの」 |
關係這麼融洽的兩人會吵架, 到底是什麼原因呢。 . |
これ程までに仲の良い二人が喧嘩をするとは、 いったい何が原因だというのだろうか。 |
我下意識地吞一口唾沫。 . |
ごくりと、無意識に息を呑む。 |
「給王子你——咳嗯,不,沒有,什麼事都沒有。」 . |
「王子に——コホンっ、いいえ、その、何でもないわ」 |
給我? . |
俺に? |
「呃……是;總之我們倆是想要給一個 對我們照顧有加的人,送個禮物。」 . |
「えぇと……そう、お世話になっている人にね、 二人で何かお礼をしようということになったの」 |
看樣子不要多追究會比較好, 我查覺到後,決定無言等待後續。 . |
どうやら追求しないほうが良さそうだ、 と察して、無言で言葉の続きを待つことにする。 |
「我們最後全場同意,決定要烤一個蛋糕捲……」 . |
「満場一致で、ロールケーキを焼くことにしたのだけれど……」 |
「——不過要香蕉,還是蘋果。 二者選一的,最重大的問題浮上檯面了……」 . |
「——バナナか、リンゴか。 二者択一の、最大の問題が浮上したのよ……」 |
要香蕉,還是蘋果……? . |
バナナか、リンゴか……? |
「對;大概有半天,一場熾烈的戰鬥展開了。 我們倆互相作出最棒的蛋糕捲,讓對方品嘗……」 . |
「えぇ、およそ半日に渡って、 互いに最高のロールケーキを作り合い、 食べさせ合う熾烈な戦いが繰り広げられたわ……」 |
所以說,貝蒂娜和嫘雯, 是因為爭論要放哪一種水果,才吵架的是嗎。 . |
つまり、ベルディナート達は、 どちらの果物を入れるかを争って、喧嘩してしまったのだろうか。 |
「不對,那只不過是一篇序章喔。而且蛋糕很好吃。」 . |
「いいえ、それは序章に過ぎなかったのよ。美味しかったし」 |
「之後一連幾天, 我們倆都一直在烤蛋糕捲……」 . |
「それから連日、 あたし達はロールケーキを焼き続け……」 |
「然後,阮終於注意到了。」 . |
「そして、とうとう気付いてしまったの」 |
這個應該就是,兩人會吵架的,真正原因了吧。 . |
これこそが、二人の喧嘩、その真なる原因なのだろう。 |
接受到貝蒂娜散發的氣魄, 我一面自然地端正姿勢,一面等待被告知真實的瞬間。 . |
ベルディナートの発する気迫に、 自然と身を構えながら、真実が告げられる瞬間を待つ。 |
「阮注意到一個悲劇性的事實, 嫘雯她烤的蛋糕捲太過美味,再這麼比下去,阮會發福的……!」 . |
「あの子が焼くロールケーキが美味しすぎて、 このままではあたしが太ってしまうという悲劇的な事実に……!」 |
…………? . |
…………? |
「誰知道,嫘雯她也回了阮相同的話。 說什麼阮烤的蛋糕捲太美味所以不行。」 . |
「けれど、あの子も同じことを言い返してきたの。 あたしの焼くロールケーキが美味しすぎるからいけないんだとか」 |
「王子,人家沒錯對吧……?」 . |
「ねぇ王子、あたしは悪くないわよね……っ?」 |
我差點就禁不住苦笑, 但一想到對女性陣營來說,體重之事可攸關生死, 就拚命忍住不笑,但是, . |
思わず苦笑しそうになってしまうが、 女性陣にとって、体重の話は死活問題なのだろうと、 必死に笑いを堪えていると、 |
「……!你剛剛,是不是笑了……!!」 . |
「……っ! 今、笑わなかったかしら……っ!!」 |
「好啊,咱們走著瞧,王子。 過於美味的蛋糕捲,是有多麼危險, 最終可是王子你要體會的……!!」 . |
「いいわ、覚悟しておきなさい、王子。 美味しすぎるロールケーキがどれだけ危険か、 最終的に思い知るのは王子なのだから……っ!!」 |
啊那蛋糕捲要讓我吃, 這事本來不是要保密的嘛。 . |
俺に食べさせるためのロールケーキだという事は、 内緒ではなかったのだろうか。 |
「呃,那個是那個……這個是這個嘛……」 . |
「そ、それはそれ……これはこれよ……」 |
「阮會讓王子你吃到撐的, 你從現在開始,就竭力害怕吧……!!」 . |
「いっぱい食べさせてあげるから、 今から目一杯、怯えておきなさい……!!」 |
——「世界會變得如何,都與我無干」。 過去如是說道的貝蒂娜, 現在過著這樣的日常,並將內心之隱展露於外。 . |
——『世界がどうなろうか、私には関係なかった』。 かつてそう言っていたベルディナートが、 今やこんな日常を過ごし、隠していた内心をあらわにしてくれる。 |
咀嚼著如此事實,我有一小段時間, 甘之如飴地,持續接受貝蒂娜的抗議。 . |
そんな事実を噛み締めながら、俺はしばらくの間、 ベルディナートの抗議を甘んじて受け続けるのだった。 |
關於貝蒂娜的自稱:
這邊我想說明一下,為什麼要把貝蒂娜的其中一個自稱「あたし」翻成「阮」。
事件裡提到,貝蒂娜一直以來都是只有在和嫘雯獨處時會用「あたし」來當作自稱,也就是說,「あたし」對貝蒂娜的角色(character)而言,是一個相當限定的用法。
至於一般坊間常用的,把「あたし」翻作「人家」,這是在應付初學者時會用的講法,但是並沒有說很正確。
日語老師們會把「あたし」翻作「人家」,是因為他們預設了把「あたし」當作自稱的人,會是家境良好,或是講話上會有些嗲聲嗲氣向人撒嬌的女生。這種人用的「あたし」 ,翻成「人家」是還可以。
但是,我在看過遊戲裏頭四百多個角色後,卻發現「あたし」和給初學者的預設立場有衝突。目前我想到最突出的一個角色,就是歐克英雄 安納托利雅(オークの英雄アナトリア)(CHAMP)。她就是用「あたし」來自稱的。這樣一個在歐克族社會經過千錘百鍊的角鬥士冠軍,想必是不會用「人家」這樣嗲氣的自稱來形容自己的。和CHAMP相似,貝蒂娜所身處的環境,也並不是日語老師們在教授初階日語時,能夠套用上的。這樣一來,我就得另外找一個自稱,來符合(我認為的)貝蒂娜的說話習慣。
我最後得出的答案,就是出自於閩南語系統的「阮」這個自稱。這個自稱除了用來代稱第一人稱複數的「我們」,女性來使用時還可以當成第一人稱單數的「我」。而且這個自稱,放在目前的主流翻譯環境,一個追求「很日文的中文」的環境裡,也是相當異色而特殊的。我認為「阮」這樣一個自稱,對於身處於環境封閉且可能訓練嚴苛的魔神教團的貝蒂娜而言,會是相當合適的翻譯自稱。
或許有其他人做翻譯時,會想成是「あたし」用成「人家」還有對嫘雯(和王子)撒嬌的意味在,但這樣子我會認為會和事件裡貝蒂娜自己提到的,「搞不好我就是像這樣切割自己,來保護『阮』。」,這樣保護自我的發言,有所矛盾。