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【翻譯】凪葵 - 紗夏夢 [Fragmentary Story] 01

pff | 2024-03-04 21:09:12 | 巴幣 4 | 人氣 50



這是紗夏夢這首歌的短篇故事,總共有四個部分。
以類似有聲故事的方式呈現。

拝啓、夏日のキミへ。
敬啟,至夏日的妳。
今年もこの場所で、僕は一人花火を見上げている。
今年我也在這個地方,獨自一人仰望著煙火。
夏空を彩っては消えていくその姿にあの夏の君を思い出す。
點綴了夏日的夜空後便逐漸消散的那副情景,讓我想起了那個夏天的妳。
瞬きの間に消えてしまった君のことを思い出す。
回想起那個轉眼間消失無蹤的妳。

小さな海街で行われる年に一度の花火大会。
在這座靠海的小鎮,每年都會舉辦一場煙火大會。
いつもは波音ばかりが響くこの街も、今日は屋台や人の声で賑わいを見せている。
在這座浪濤聲不斷的小鎮,攤位的叫賣以及熙攘的人聲彰顯著今日的熱鬧。
君は淡い水色の浴衣を着ていた。
你身上穿著淺藍色的浴衣。
からからと鳴る下駄の音は少しぎこちなくて、でもやけに心地良い。
喀拉喀拉踏響的木屐聲有些笨拙,不過聽起來格外的舒心。
束ねられた髪に添えられた朝顔のかんざしは君によく似合っていた。
牽牛花造型的髮簪盤在綁起來的頭髮上看上去特別的適合妳。

「金魚すくいしようよ。」
「我們去撈金魚吧。」
君の言葉で僕たちは屋台の前に立ち止まった。
隨著妳的一句話我們站在了一處攤位面前
慎重になりすぎた僕は一匹もすくうことができなっかたけど、君は鮮やかな赤色の金魚を1匹すくった。
過於慎重的我一隻都沒有撈到,不過妳撈到了一隻有著鮮豔紅色的金魚。
水の入った小さなビニールで泳ぐ金魚に
金魚在小包的塑膠袋裡泅泳著,
「帰ったらちゃんと大きい水槽に入れてあげるからね」と君は呟いた。
「回去之後就把你放到大魚缸裡面去喔」妳輕聲的對它說著。
小さな命に向けられたその瞳はとても優しかった。
注視著渺小生命的那雙眼瞳是如此的溫柔。

「ねえ、花火がすごく綺麗に見える場所知ってる?」
「吶,妳知道哪裡可以看到超級漂亮的煙火嗎?」
君は幼い子供のような顔で僕に聞いてきた。
妳擺出一副孩子氣的表情問了問我。
毎年自分の部屋から花火を見ていた僕は「知らない。」と答えた。
每年都只在房間欣賞煙火的我回答道「我不知道。」
すると君はその返事を待っていたかのような勢いで
接著妳就像是在等著我的那句回答般
「秘密の場所教えてあげる!」
「我來告訴妳一個祕密的地方!」
と自慢げな顔をして言った。
一臉得意地對我說。
やわらかい手がふわりと僕の左手を掴む。
妳柔軟的手輕輕的抓住我的左手。
跳ね上がる体温なんて知らないで、君は僕を秘密の場所へと連れていく。
沒查覺到我突然升高的體溫,妳將我帶去了祕密的地方。

花火が上がるまであと30分。
離煙火升空還有30分鐘。

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