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「語文」「一回限り」と「一回きり」

ジャネス | 2008-03-05 19:01:26 | 巴幣 0 | 人氣 1196

「一回限り」と「一回きり」

「かぎり」はとりたて詞ではなく、名詞である。単語の後について限度や限定を表す「接尾辞」として分類している辞書もある(三省堂現代新国語辞典)。

「きり」は「ある事物を、それを限りとしてそれ以上に及ばないといった意味を込めて、示す」(日本語教育学会編の『日本語教育事典』)

「どちらも基本的な意味は同じです。強いて言えば、「一回限り」は書きことば的で敬語とともに使われることが多く、「一回きり」は話し言葉でよく使われます。」

今日~のサービス_(限り○ きり×)
この場~の話___(限り○ きり×)
一回~のご利用__(限り○ きり×)
一回~の特典___(限り○ きり×)
一回~の出費___(限り○ きり×)
二人~の部屋___(限り× きり○)
一度着た~のコート(限り× きり○)
一回~の間違い__(限り△ きり○)
一回~の浮気___(限り△ きり○)
一回~の経験___(限り△ きり○)

『異文化交差点』Vol.51(にほんごNPO) [まぐまぐ!]
http://archive.mag2.com/0000157056/20061101120000000.html

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「限り」は単純に限度や限定を表すときに使う。

「きり」は制限ではないが「やってはいけないこと」や「やっては許されないこと」や「一回だけやったこと」などを強調したいときに使う。場合によって「一回だけ」に置き換えることができると思う。

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