原文來源是看網路上統整的截圖,由於來源網站後來沒有更新,事件三就無法翻出了。
帝国元帥レオラ
帝國元帥 里歐菈
0% |
ようやく会えたわね、王子ちゃん。 陛下から色々と話は聞いてるわよ。 終於能見上你一面了,王子弟弟。陛下跟我說了不少你的事情喲。 |
15% |
あらぁ、レオナちゃんがそんなにお世話になってるなんてねぇ♪ 哎呀,沒想到里歐娜那麼受你照顧呀♪ |
30% |
うふふ……妹にヘンなことしたら、どうなるか分かってるわよねぇ? 唔呼呼……對我小妹動了歪腦筋的話,你應該知道會怎麼樣對吧? |
50% |
ねえねえ、聞いて王子ちゃん。レオナちゃんが最近冷たいのぉ。 王子弟弟你聽人家說嘛。里歐娜最近都不理人耶。 |
60% |
王子ちゃんみたいな優しい人、私はけっこう好きよぉ♪ 王子弟弟這種心地善良的人,我還蠻喜歡的喲♪ |
80% |
私も、そろそろ妹離れしないといけないのかしらぁ……? 我也是時候,不要再那麼賴著妹妹了吧……? |
100% |
王子ちゃん、これは命令よ。私のことを好きになりなさい♪ 王子弟弟,這是命令喲。你要為我著迷,你要喜歡上我♪ |
副官 |
そんなに私に命令されたいのぉ? ほんと、困った王子ちゃんねぇ♪ 你就那麼想被我命令呀?王子弟弟你呀,真叫人傷腦筋耶♪ |
事件一
「王子弟弟你人真的好好喔♪
人家只是剛到任來打個招呼,
就準備紅茶和點心招待,真周到耶~」
「本当にお優しい方なのね、王子ちゃんは♪
着任の挨拶に来ただけなのに、こうして紅茶と
お菓子まで用意してくれているなんてねぇ~」
坐在對面的美女對我露出溫和的笑容。
対面に座した美女は穏やかな笑みを俺に向ける。
妳才是真的像外面人說的一樣好。
我笑臉回覆坐在迎賓桌對面的美女。
貴方の方こそ噂通りの方のようだ、と
応接用の卓の向こうにいる彼女に笑顔で返す。
「噯呀?外面人是怎麼說的呢?
我有點想知道耶。」
「あらぁ? いったいどんな噂なのかしら?
ちょっとだけ興味があるわねぇ」
眼前這位美女名叫里歐菈。
在王國裡頭,想必沒幾個人沒聽過她的大名。
目の前の美しい女性の名はレオラ。
王国内においても、彼女の名を知らぬ者は少ないだろう。
「美麗的戰爭天才」「不敗英傑」「無瑕里歐菈」,
讚賞她的美言美語數之不盡,而且聽說帝國軍的將士們,
也都對她有著莫大的忠誠與敬畏。
「美しき戦いの天才」「無敗の英傑」「パーフェクト・レオラ」など、
彼女を賞賛する言葉には限りが無く、帝国軍の将兵からは
多大なる忠誠と畏敬を、その一身に集めていると聞く。
「欸唷,太誇張了啦。
但是呢,王子弟弟這麼誇我,我好開心呢♪」
「もぉ、大げさねぇ。
でも、王子ちゃんに褒めてもられるのは嬉しいわ♪」
※もられる→もらえる,可能是原文輸入錯誤。
「之前幾乎都沒辦法一起上戰場,
不過從今往後,我就能參加同個地方的遠征和作戰囉。」
「今までは戦場で一緒になったことは殆どなかったけれど、
これからは、同じ場所への遠征や作戦に参加するはずよぉ」
「畢竟呀,王國和帝國
現在可是協力關係嘛……喏♪」
「だってぇ、王国と帝国は、
今や協力関係にあるんだもの……ね♪」
里歐菈拋了個媚眼,巧笑倩兮。
片目をつむって可憐に微笑むレオラ。
她比起至今為止碰見過的任何帝國士兵都還要悠然,
而且還回應得頗有好意,令我很是詫異。
今まで出会ったどの帝国兵よりも悠然で、
それでいて好意的な反応に、何だか面食らってしまう。
但是帝國的人,而且還是元帥這種地位的人,
會像這樣友好地對待人,老實說我挺開心的。
けれど帝国の、それも元帥ほどの者が
こうして友好的に接してくれていることは素直に嬉しかった。
「就是呀♪ 能夠和王子弟弟相處愉快,
姐姐我也很高興喔。」
「ええ♪ 私も王子ちゃんと
仲良くさせてもらえて嬉しいわぁ」
「……不過,抱歉喔。
差不多是時候要回去囉。」
「……けど、残念。
そろそろお暇する時間みたいねぇ」
打開懷錶確認完時間,
里歐菈很不好意思地離席站起。
懐中時計を開いて時間を確認すると、
レオラは申し訳なさそうに席を立つ。
我也為了送她而站起,
跟在她身後走到房門前。
見送りの為に俺も立ち上がり、
彼女の後ろについて扉の前まで歩いて行く。
但這時候,
里歐菈像是想起什麼,停下腳步,
頭也不回地這麼說道:
だがそこで、
レオラは何かを思い出したように立ち止まり、
振り返りもせずに、こう言った。
「……對了。有件事,我忘記講了耶♪」
「……そうそう。一つ、言い忘れていたことがあったわぁ♪」
「王子弟弟呀。
有個所屬在我們白色帝國,
叫里歐娜的非常可愛的女生,你認識嗎?」
「ねぇ、王子ちゃん。
我が白の帝国軍に所属するレオナっていう名の
とっても可愛らしい女の子のことは、知ってるかしらぁ?」
突然被這麼一問,一瞬間腦子轉不過來。
唐突に言われて、一瞬理解が遅れる。
然後,我想到她口中的那個人,
是在指那個帝國軍師里歐娜;我對里歐菈表示肯定,
並提到在建立合作關係後受了她不少照顧。
そして、彼女の口にした者の名が、
あの帝国軍師レオナのことであると分かり、肯うと共に、
協力関係になってからは色々と世話になっていると伝える。
「哎呀,那可真是美事一樁呢……」
「あらぁ、それはいいことねぇ……」
忽然,里歐菈的聲音變得低沉。
不意にレオラの声が低くなる。
——就在下個瞬間,
她的身影從眼前消失。
——そして次の瞬間、
眼前から彼女の姿が消えた。
「受了她不少照顧……是嘛。」
「色々と世話になってる……ねぇ」
一陣像是直接碰觸到耳膜的銳利聲音,
還有被抵在脖子上的冰冷觸感。
鼓膜に直接触れてくるような鋭い声と、
首に宛がわれた冷たい感触。
回過神來,
里歐菈已經繞到了我的背後。
気づいた時には、
レオラに背後を取られていた。
「不要動喔,王子弟弟……♪」
「動かないでねぇ、王子ちゃん……♪」
「不然呀,我這把鋒利無比的愛用小刀,
可會把你重要的血管給『噗唰』一聲給切開喔~♪」
「じゃないとぉ、私の切れ味抜群の愛用ナイフが、
大事な血管をびゅびゅって切っちゃうかもぉ~♪」
我本能察覺到她是當真的。
その言葉が嘘でないことを本能で察する。
「我說哪,王子弟弟……」
「あのねぇ、王子ちゃん……」
「其實我呀,是你和她非~~~~常要好的
里歐娜她姊姊……你知道嗎?」
「実は私はね、貴方がと~~~~っても仲良くしてくれてる、
レオナちゃんのお姉ちゃんだって……知ってたかなぁ?」
「……呵呵♪ 看你那樣子,好像沒注意到對吧。」
「……ふふ♪ その様子じゃ気づいてなかったみたいねぇ」
「聽好囉~?你和我家里歐娜要好,我是沒什麼關係啦。」
「い~い? 貴方がレオナちゃんと仲良くするのは別に構わないのぉ」
「但是呀……」
「でもねぇ……」
「你要是敢惹她哭的話呀——」
「もし、あのこを泣かせるようなことしたらぁ——」
「——不只有你,我會把你搞到國破人亡喔♪」
「——貴方だけでなく、この国ごと滅ぼしてあげるぅ♪」
「…………」
「…………」
「哎呦~,開個玩笑嘛♪」
「なぁ~んてぇ、冗談よぉ♪」
話音一落,人也跟著被放開;
我動彈不得,直接無力地雙膝跪地。
言葉と共に拘束が解かれ、
俺はそのまま力なく膝をつく。
恐懼讓我止不住抖動。
還是第一次有這種感覺。
恐怖で震えが止まらない。
こんな感覚は初めてだった。
拍了拍驚魂未定的我的頭,
里歐菈打開房門。
そんな俺の頭をぽんぽんと撫で、
レオラは部屋の扉を開ける。
「可是啊,里歐娜對我來說
就是這麼重要的一個妹妹,
這你可得記在心上喔~♪」
「けどね、それだけレオナちゃんは、
私にとって大事な妹ってことだから、
そこのところは覚えておいてね~♪」
「那我回去囉……再見,王子弟弟♪」
「それじゃあ……またね、王子ちゃん♪」
啪噠,房門關上。
パタン、と扉が閉じる。
里歐菈人離開後,我的冷汗還有抖動都停不住,
好一陣子,就連站也都站不起來。
彼女が去った後も冷や汗と震えは止まらず、
しばらくの間、立つことすらままならなかった。
事件二
「就~說~啦,
之前那個是我在開玩笑啦♪」
「だ~か~らぁ、
この前のは冗談だって言ってるじゃないのぉ♪」
「什麼要讓你國破人亡的,
我是一丁~點都沒有在想的喔。」
「貴方の国を滅ぼそうなんて
これ~っぽっちも思ってないんだからぁ」
「證據就是啊~,今天我就不是因為公務,
而是因為私事才來叨擾我最喜歡的王子弟弟嘛♪」
「その証拠にぃ~、今日の私は公務じゃなくて、
私用で大好きな王子ちゃんのところにお邪魔してるんじゃない♪」
「你看你看♪ 這個呀,是帝國產的點心喔~。
最近好像還滿流行的,我就買了好多喔♪」
「ほら、見て見て♪ これね、帝国産のお菓子なのぉ~。
最近流行ってるみたいだから、いっぱい買ってきちゃったぁ♪」
里歐菈露出和藹又令人有好感的笑容,
把帶來的點心放到桌上。
にこにことレオラは人当たりの良い笑みを浮かべて
持ってきたお菓子を卓に置いていく。
然而即便如此,我還是無論如何
都沒有辦法放下心中的戒備。
だというのに、自分はどうしても
警戒を解くことが出来ずにいた。
上一次的來訪,
我親眼見識到里歐菈真正的恐怖所在。
前回の来訪で、
俺はレオラの本当の恐ろしさを目のあたりにした。
那帝國元帥的稱號可不是擺著好看的。
真真正正的軍人才能培養出來的苛酷與冷冽,
確確實實地紮根在里歐菈身上。
帝国元帥の肩書きは伊達ではない。
生粋の軍人のみが宿すことができる苛烈さと冷酷さが、
レオラには確かとあるのだ。
「討厭啦,王子弟弟你在亂講什麼啦~?
打仗的時候我人當然會很殘忍或很冷酷啊。」
「もう、王子ちゃんったら何を言ってるの~?
戦いの時は私だって残忍にも冷酷にもなるわよぉ」
「誰叫我處的立場,會左右到寶貴將士們的性命呀。」
「だって私は、大事な仲間の命を左右する立場にあるんだものぉ」
「而且啊,人家也得要輔佐皇帝陛下呀♪」
「それに、皇帝陛下だってお支えしなくちゃいけないものね♪」
「可是……
我想一想,陛下和王子弟弟都還那麼年輕,
就得在人生路上揹著那麼重大的責任……」
「でも……。
考えてみれば、陛下も王子ちゃんもまだまだ若いのに、
とんでもない責任を背負って生きているわよねぇ……」
「相比之下,
搞不好我才是過得比較快活呢……」
「それに比べたら私なんて、
よっぽど甘い世界に生きてるのかもしれないわぁ……」
「…………」
「…………」
「……唉呦,不要講這種嚴肅的東西啦。
今天我可是私底下來的唷?
軍事歸軍事,私人歸私人哪~」
「……って、こういう暗い話はやめやめ。
今日の私はプライベートなのよぉ?
軍事の話とかしたくないんだけどなぁ~」
里歐菈突然發出和年紀相仿的嬌聲。
急に年相応の甘えた声を出し始めるレオラ。
那樣子感覺有點好玩,
不知不覺我露出自然的笑容。
その様子が何だかおかしくて、
いつのまに俺は自然と笑みを零してしまう。
「啊,你終於笑了♪
呵呵,王子弟弟還是笑的時候最可愛囉。」
「あ、やっと笑ってくれたぁ♪
ふふっ、王子ちゃんはやっぱり笑ってるのが一番だわぁ」
說完就自己把帶來的帝國產點心
放了一個入口,里歐菈上瞅著對我說:
そう言って自らが持ってきた帝国産のお菓子を
ひとつ口にすると、レオラは上目遣いでこう言った。
「其實啊……
我今天,會來找你,是有理由的喔。」
「あのね……
実は今日、貴方のところに来たのには理由があるのよぉ」
「那個啊……
我有件事想找你談談,好嗎?」
「えっとね……
ちょっと相談したいことがあるんだけどぉ、いいかな?」
如果我能幫得上忙。我回道。
俺で力になれるなら、と返す。
「唔呼呼♪我就想說王子弟弟會這麼講。」
「うふふっ♪ 王子ちゃんならそう言ってくれると思ったわぁ」
「那我要講囉,這件事要和其他人保密喔?」
「それじゃあ今から話すけど、
これは他のみんなには内緒なんだからねぇ?」
「知道。」我點點頭。
里歐菈稍微放低話音開始講道:
分かっている、と頷くと、
レオラは少しだけ声を落として話し始めた。
「那個啊……」
「あのね……」
「里歐娜她啊,最近都對我好~冷淡喲……」
「レオナちゃんがね、最近私にすっご~く冷たいの……」
「這才不是『那點小事』啦!」
「そんなことか、じゃないわよぉ!」
「唉……以前都會『姊姊姊姊』地,
一直都會跟在我屁股後面……」
「ハァ……昔はお姉ちゃんお姉ちゃんって、
いっつも私の後ろにくっついてきてたのに……」
「里歐娜小時候很愛哭喔,要是不跟我在一起,
就常常會被男孩子給欺負哭喔。」
「ちっちゃい時は泣き虫でねぇ、私が一緒じゃないと
よく男の子にイジワルされて泣かされてたのよぉ」
「不過,那些敢欺負我家里歐娜的壞男生,
我全——部都會給他們好好教訓一頓,
讓他們後悔出生到這個世界上,預防做得都很徹底喲♪」
「まぁ、レオナちゃんにヒドいコトをした男の子たちは、
みーんな私が、生まれてきたことを後悔しちゃうくらいの
お仕置きをしてあげたわけだから、再発防止は完璧だったわよぉ♪」
這位帝國元帥居然笑著臉講著那麼恐怖的事情,
我也就只能夠苦笑以對。
笑顔でとんでもないことを言う帝国元帥に
俺はただ苦笑いしかできなかった。
「可是現在的里歐娜呀……
都沒變成姊姊我期望的那種,和善得像棉花的女生,
反而變得正相反,變得既認真又嚴謹了。」
「けど今のレオナちゃんはねぇ……。
お姉ちゃんが望んでたようなほわほわな女の子とは
真逆のしっかり者になっちゃったわぁ」
「要癡迷皇帝陛下是很好啦,
可是沒必要連陛下他個性嚴謹的地方都模仿啊~?」
「皇帝陛下に心酔するのはいいけど、
何も堅物なとこまで真似することはないのにねぇ~?」
「對嘛~。」她這樣跟我講,我也不知道怎麼回覆。
ねぇ~、と言われても返答に困ってしまう。
因為我是覺得,身為一個帝國軍人,
應該要有那種程度的正經才比較好。
帝国軍人としては、あれくらいの
生真面目さが望ましいのだと思っていたからだ。
「是沒錯啦……」
「まぁ、そうねぇ……」
「而且呀,執行任務時風姿凜凜的
里歐娜是真的很帥氣的喔?」
「それに、任務中のキリっとした
レオナちゃんは確かに格好いいものね?」
「而且呀,在帥氣裏頭又有很——可愛的地方,
我家里歐娜可是很厲害的喲~♪ 只要和里歐娜一起在戰場上啊,
我胸口就揪~得好緊好緊,緊到不能再緊囉♪」
「それに、格好よさの中にもちゃーんと可愛さがあるから、
レオナちゃんはすごいのよぉ~♪ 戦場で一緒になるとね、
もう私、胸がきゅ~んってしちゃうのが止まらないのぉ♪」
「所以呀,我就把超級認真做任務的里歐娜啊,
給像這樣,從背後給她整個人抱上去,」
「だからね、任務に一生懸命になってるレオナちゃんを、
こう、背後からガバァって抱きしめちゃうんだけどぉ」
「結果啊,里歐娜她就超~~~火大的……」
「あれをやるとねぇ、レオナちゃんすぅ~~~っごく怒るの……」
那不是因為里歐菈在任務中鬧她,她才會生氣的嗎。我回覆道。
それはレオラが任務中にふざけるから怒っているのでは、と返す。
「噯~? 我也是一直都很認真的呀?
要在什麼時候給里歐娜抱緊緊,
就算在很重要的作戰,我也是絞盡腦汁地在煩惱耶……」
「え~? 私はいっつも真面目にやってるわよぉ?
どのタイミングでレオナちゃんに抱きつこうかって、
大事な作戦中でも本当に一生懸命悩むんだからぁ……」
「而且呀,里歐娜她人太拚了,
有時候會看不見周圍結果不小心犯錯,
我也是要幫她舒緩緊張的嘛~」
「それにね、レオナちゃんは一生懸命すぎて
時々周りが見えなくなってミスをしちゃうから、
緊張をほぐす意図もあるのよぉ~」
「但是,里歐娜她都不懂我的意思耶……」
「でも、レオナちゃんはそれを分かってくれないのよねぇ……」
再次發出嘆息,里歐菈手支著臉頰,
臉上看起來頗為煩惱,眉頭都皺起來了。
再び溜息をついて、レオラは頬に手をあてて、
どうしたものかと悩ましげに眉をひそめる。
「唔——嗯。還是因為她這時候正好很善感呀?」
「うーん。やっぱり難しい年頃なのかなぁ?」
「才一個不注意,好多地方都發育得比我還好,
我想要一起洗澡來確認確認也會被她兇,
唉~呦……姊姊都好寂寞喔……寂寞得都快死囉……」
「気づいたら私よりも色々とおっきく育ってるしぃ、
一緒にお風呂に入って確認しようとしても怒るしぃ、
はぁ~ぁ……お姉ちゃん寂しいなぁ……寂しくて死んじゃいそう……」
光聽內容是覺得沒什麼大不了的,
但是看里歐菈的樣子那麼消沉,
看得連我都不禁為她感到擔憂。
内容からすれば他愛ないことのように思えるが、
レオラの落ち込みようがかなりのものだったので、
こちらも、どうしたものか、と深く悩んでしまう。
然後,在思考許久後,
我試著對里歐菈做了個提案。
そして、考え抜いた末に
彼女にある提案をしてみた。
「……噯?推不動就用拉的?」
「……え? 押しても駄目なら引いてみろ?」
「唔嗯唔嗯……要是姊姊我突然離開的話,
里歐娜也會感到寂寞,這樣就能變回來
原先那個愛撒嬌的帝國軍師了,是這樣對不對?」
「ふむふむ……お姉ちゃんが急に離れていったら、
レオナちゃんも寂しくなって、また前みたいに
甘えん坊な帝国軍師ちゃんに戻れると、そういうことね?」
「原來如此,王子弟弟真會想。
我覺得這作戰很不錯耶~♪」
「なるほどぉ、さっすが王子ちゃんね。
なかなかいい作戦だと思うわ~♪」
「那我從明天,就要戒掉里歐娜!」
「じゃあ私、明日からレオナちゃん断ちするわ!」
里歐菈「哼」了一聲,
自信滿滿地挺起胸膛。
むふぅ、と鼻を鳴らして
自信満々に胸を張るレオラ。
「…………」
「…………」
「……想是想,但還是不行啦。
我很肯定自己絕對會忍耐不住跑去找她的。」
「……って思ったけど、やっぱり無理よぉ。
ぜったい耐えきれずに会いに行っちゃう自信があるものぉ」
「唉啊……我的里歐娜小妹妹喔~
姊姊我到底要怎麼做才好呢?」
「あぁ……レオナちゃ~ん。
お姉ちゃんはいったいどうしたらいいのぉ?」
「——啊,對了!」
「——あっ、そうだわ!」
一道光明,照亮里歐菈那開始陰暗的表情。
曇りかけたレオラの表情に、光明が差す。
「噯噯,王子弟弟!你來代替里歐娜當我的伴嘛。」
「ねえねえ、王子ちゃん!
レオナちゃんの代わりにさ、王子ちゃんが私の相手をしてよ」
「嗯,這樣比較好♪
王子弟弟人很好,和你在一起很開心嘛♪」
「うん、それがいいわ♪
王子ちゃんって優しいし、一緒にいて楽しいものぉ♪」
「而且呀,王子弟弟和我在一起的話,
不是也能夠監視里歐娜有沒有搞怪對不對?」
「それにぃ、王子ちゃんが私と一緒にいてくれれば、
レオナちゃんにヘンなことしないかの監視にもなるじゃない?」
「……怎樣?這點子很棒對吧?」
「……どう? すごくいいアイデアでしょ?」
我是沒有到完全贊同,
不過能夠和里歐菈待在一起的時間變多,
對我而言也是很開心的。
全てに賛同するわけではないが、
レオラと一緒にいられる時間が増えることは
自分にとっても嬉しいことだった。
畢竟不管是作為一個戰略家,還是一位女性,
里歐菈都洋溢著旁人比擬不上的魅力。
何故なら、戦略家としても、ひとりの女性としても、
彼女はこれ以上ないほどの魅力に満ち溢れていたからだ。
「那就說定囉♪」
「じゃあ決まりね♪」
「那聽我說喔~,明天開始在里歐娜面前,
我和王子要表現得像是剛交往的戀人一樣喔!」
「ではではぁ~、明日からレオナちゃんの前では、
私と王子は付き合いたての恋人さんみたいな感じに振る舞うこと!」
「知道了嗎,王子弟弟?」
「いいわね、王子ちゃん?」
「呵呵♪ 好期待里歐娜的反應喔♪」
「うふふっ♪ レオナちゃんの反応が楽しみだわぁ♪」
語畢,里歐菈又拿了一個帶來的帝國產點心,
看上去吃得很美味地瞇細了眼睛。
そう言うとレオラは
持ってきた帝国産のお菓子をまた一つ口に運び、
美味しそうに目を細めるのだった。