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【翻譯】千年戰爭AIGIS角色好感事件——堕天使エルン

一騎 | 2019-03-16 00:54:43 | 巴幣 8 | 人氣 349

堕天使エルン
墮天使 愛露恩
好感度
台詞
0%

私を見つけてくれた王子の為、頑張ります。
王子您找到了我,我會為您努力的。
15%

周りに比べて私の力はまだまだですね……。
和周圍比起來,我的力量還是有所不足……
30%

人間として生きていたときも、決して悪くはありませんでした。
當個人類生活的那段時間,我並不覺得有多糟糕。
50%

記憶が戻ったとき、自分が分からなくなって不安でした。
當記憶回復時,我對自己感到很徬徨,心裡很不安。
60%

王子と出会って、この力が役立てると思うと嬉しかった。
一想到我碰見王子後,這力量能對你有所幫助,我就好開心。
80%

王子の前では、私はただの女の子ですから……。
在王子面前,我就只是個普通的女孩子而已……
100%

天使と人間の寿命は違いますが、最後までお側に……。
天使和人類的壽命不同,但請讓我待在你身邊,直到最後……
副官

堕天使として、協力させて下さい。王子、ご指示をお願いします。
請讓我作一個墮天使來協助您。王子,請給我指示。




事件一



「我墮落到地上時沒了記憶,
有一段時間我都過著街坊上一般女孩的生活……」

「私、地上に堕ちたときに記憶を無くしてて、
しばらくは街娘として暮らしてたんです……」



「但是有次我想起自己是個堕天使……」

「だけどある時自分が堕天使なんだって気づいて……」



愛露恩看著自己的手掌低語道。
應該是魔物復活所引起的。

そういってエルンは自分の手の平を見つめながら呟いた。
おそらく魔物が復活したことがきっかけかもしれない。



「但是王子您像這樣撿到了我,
對我說我的能力是必須時,我非常開心。」

「でもこうして王子に拾われて、私の能力が必要だって
言ってくれたとき、すごく嬉しかったです」



「因為,當我想到自己不是個普通人類的時候,
我實在不知道未來該怎麼辦才好。」

「普通の人間じゃないんだって思ったとき、
正直不安でこれからどうしたらいいのかって思ったから」



愛露恩一邊張開漆黑雙翼,一邊看向我。

エルンは漆黒の翼を広げつつ俺を見た。



「非常謝謝您找到了我。
王子……」

「私を見つけてくれてありがとうございます。
王子……」



說完,愛露恩微笑。

そういってエルンが微笑む。



那表情和普通女孩子沒有兩樣,
是面純粹的笑容。

その表情は普通の女の子と変わらない、
純粋な笑顔だった。



只在我面前的話,你當個普通女孩就行了。

俺の前だけは、普通の女でいいんだ。



我說完,愛露恩一瞬間露出驚訝的表情,
然後回答得面帶羞色:「好的……!」

そう言うと彼女は一瞬驚いた顔をし、
はい……! と少し照れながら返事をした。




事件二



「我也能夠像其他人那樣
變得更有力嗎……」

「私も周りの人たちのようにもっと
強くなれるのでしょうか……」



「都承蒙王子收留了,
我想要更加活用這覺醒後的能力。」

「せっかく王子に拾っていただけたのですから、
目覚めた能力をもっと生かしたいんです」



愛露恩心意已決似地這麼告訴我。

意を決したようにエルンが俺にそう告げた。



我回說不用太急,但她本人心裡看起來不那麼認為。

焦らなくてもいいと返すが、
本人の中ではそうもいかないように見える。



「周遭的人表現都很活躍,我在旁邊看著看著,
就覺得自己很渺小……」

「周りの人たちが活躍するのを間近でみていると、
自分の力が小さく思えて……」



對著消沉的她,我聊了點魔物復活時的事情。

落ち込む彼女に、俺は魔物が復活した時の
ことを話した。



我受到同伴的幫助。而且現在也沒有改變,
一樣是受到愛露恩和周遭的幫助。

仲間に助けられたこと。今でもそれは変わる事はなく、
エルンや周りに助けられていること。



「王子您也會那麼想呀……」

「王子でもそういう風に思うことがあるんですね……」



「感覺……心情愉快一點了。」

「なんだか……、ちょっと気持ちがすっきりしました」



「雖然我還不夠成熟,但這份力量,
為了王子,我會好好發揮的!」

「まだまだ未熟ですけど、この力、王子のために
使いこなして見せます!」



愛露恩說完,一邊啪噠啪噠地拍著漆黑翅膀,
一邊開心地露出微笑。

エルンはそういって漆黒の翼をパタパタとさせながら、
嬉しそうに微笑んだ。




事件三



窗外徐徐拂進的和風,
微微捎動長在愛露恩背上的一對翅膀。

窓外から舞い込む穏やかな風が、
エルンの背中に生えた一対の翼を微かにそよがせていた。



我向她走進,在身旁拍拍她的肩。

俺は彼女に歩み寄り、傍らからそっと肩を叩く。



「啊,王子,您在呀。」

「あ、王子、いらしてたんですか」



愛露恩把對著窗外的視線轉向我;
我問她:妳在看什麼,

窓外を向いていた視線をこちらに向けたエルンに、
何を見ていたんだ、と訊ねる。



可是,話剛問完我就注意到,
在她掬起的雙手上,有一隻見過的小鳥。

だが、訊ねた直後に俺は、
彼女の揃えられた両手の上に
見覚えのある小鳥が乗っていたことに気づいた。



「……是我這陣子保護的小鳥。」

「……このあいだ保護した小鳥です」



「牠傷好了可以飛了,
就想說也該讓牠重回自然了。」

「怪我が治って飛べるようになったので、
そろそろ自然に返してあげようと思いまして」



說得先於我的疑問,
愛露恩對我露出柔和的微笑。

俺の疑問に先回りするように言って、
エルンは柔らかく微笑んでみせる。



——數天前。
愛露恩一臉不安地來找我談事情,
說發現一隻從巢掉出來受了傷的小鳥。

——数日前。
巣から落ちて怪我をしたらしい小鳥を見つけたと、
不安げな顔持ちで相談に来た彼女の姿を思い出す。



我想起之後愛露恩決定暫養那小鳥,對牠是呵護有加。
愛露恩:真的要放牠走嗎。

その後、しばらくその小鳥を飼うことに決めたエルンが、
そいつをいたく可愛がっていたことを思い出した俺は、
本当に逃がしてやってもいいのか、と彼女に訊ねた。



「……沒關係的。
我是希望這孩子能再一次用自己的力量振翅飛翔,才會救牠的。」

「……いいんです。
もう一度、自分の力で羽ばたけるようになってほしくて、
私はこの子を助けたんですから」



眼中笑意有如羽毛般輕柔祥和,
愛露恩把視線落到手掌上的小鳥。

羽毛のように柔和な笑みを目許に湛えたまま、
エルンは手のひらの上の小鳥に視線を落とす。



「離別是有些寂寞……
不過,這孩子有一雙健壯的翅膀,
我覺得那是為了在天空自由翱翔才有的。」

「お別れは少し寂しいですけど……、
でも、この子の立派な翼は、
大空を自由に飛び回るためのものだと思いますから」



愛露恩又說:
但是,我絕對不會強求小鳥去飛的。

そう言うエルンは、しかし、
決して小鳥に飛ぶことを強要しようとはしない。



但是,在被稍大的風搔過羽毛前端沒多久,
小鳥像是終於下定決心,用力拍了拍翅膀,
從愛露恩手中飛向天空。

だが、少し強めの風に羽先をくすぐられた直後、
小鳥はようやく決心したかのように力強く羽ばたき、
エルンの手から大空へと飛び立っていった。



「太好了……
牠看起來就算離開我,也能夠好好飛了呢。」

「よかった……。
あの子、私から離れても
ちゃんと飛べるようになってたみたいですね」



愛露恩對我露出安心的笑容。

安堵した笑みをこちらに向けるエルン。



瞥見她眼眸一端閃亮的淚滴,
我突然感覺心底深處被揪緊。

その瞳の端にきらりと光る粒が見えた途端、
俺はふいに胸の奥が締め付けられるような感覚が覚えた。



我緩緩將手放到愛露恩肩上。

エルンの肩に、そっと手を置く。



「……王子?」

「……王子?」



對著傾首表示疑惑的愛露恩,
我說:「妳也可以想去哪就去哪啊。」

首を傾げるエルンに俺は、
お前も行きたい場所に自由に行っていいんだぞ、と告げる。



想去哪裡,就去哪裡——是嗎?」

「行きたい場所に、自由に——ですか」



像是聽不懂我說的意思,
愛露恩幾乎是直接複誦我說的話。

言われたことの意味を図りかねているかのように、
エルンは俺が言った言葉をほとんどそのまま反復する。



「可是,王子對我還有收留之恩……」

「でも、私には王子に拾って頂いた恩がありますし……」



愛露恩說完便低下目光,
我告訴她,別管什麼恩不恩的,希望她能活得自由自在。

そう言って目を伏せるエルンに、
恩など気にせずに、自由に生きて欲しいのだと告げる。



腦海裡,浮現出愛露恩先前放生小鳥的樣子。

脳裏には、
先ほど小鳥を空に放ったエルンの姿が浮かんでいた。



「……王子這麼跟我說,我不知道要怎麼辦才好。」

「……そう言われると、困ってしまいます」



傷腦筋似的笑容在愛露恩臉上散開。

困ったような笑みがエルンの顔に広がる。



為什麼,我問道。
愛露恩稍微羞紅了臉說:

なぜだ、と俺が訊ねると、
エルンは少しだけ頬を染めて、



「因為……我是憑自己的自由意志,
才像這樣待在王子您身邊的。」

「だって……私は自分で自由な意志で、
こうして王子のお傍にいさせて
いただいているつもりなんですから」



說完愛露恩浮現羞澀的笑容,
但表情又變得相當驚訝。

そう言って照れたような笑みを浮かべたエルンが、
ふいにその顔を驚きの色に染め直していく。



「——噯?王子?
呃……怎麼了嗎?」

「——え? 王子?
ど……どうしたんですか?」



瞠著眼向上看我的愛露恩,
人現在在我的懷中。

目を丸くしてこちらを見上げるエルンは、
今や俺の腕の中にいた。



我緊抱著她,低聲道歉。

俺は彼女を抱きしめながら、
済まなかった、と囁く。



說什麼可以自由去想去的地方,那是亂講的。
以後未來,我都希望和愛露恩在一起。

行きたい場所に自由に行ってもいい、なんて嘘だ。
これから先も、俺はエルンに一緒にいてほしい。



「……呵呵,沒事的。
我哪裡都不會去喲。」

「……ふふっ、大丈夫です。
私はどこへも行きませんよ」



低聲說完,
愛露恩把雙手繞到我的背後,
溫柔地回抱住我。

そう囁くと、
エルンは両手を俺の背中に回して
優しく俺を抱き返してきた。



「剛才那隻小鳥,在自由後應該一段時間,
會有很多艱辛的經歷……」

「さっきのあの小鳥も、自由になってしばらくの間は
いろいろと辛いことも経験するでしょうけど……」



「但是,總有一天
牠也一定會有一個自己的巢……會有一個歸處。」

「でも、いつかはあの子も、
自分の巣を……帰るべき場所を、
きっと持てるようになると思います」



愛露恩的視線稍微越過我的肩膀,
看了看自己的翅膀。

そう言うとエルンは、
肩越しにちらと視線を投げ、自身の翼を見やった。



「……離開天主,成了墮天使的我,
也是因為這個緣故而吃了不少苦。」

「……神の下を離れ、堕天使となった私も、
そのせいでいろいろな辛いことを経験しました」



「曾經我也相當苦惱,夜裡都沒辦法入睡,
想說我既不是人又不是天使,而是墮天使這種不上不下的存在,
會不會這個世界上根本沒有我的容身之處……」

「人でも天使でもない、堕天使という半端な存在である私には、
この世のどこにも居場所なんてないんじゃないかって、
本気で思い悩んで、眠れなくなる日もありました……」



這時愛露恩再度把臉對了過來,
開心地瞇細了那色如朝霞的眼眸。

そこでエルンは再び顔をこちらに向け、
朝焼けのような色をした瞳をうっとり細めた。



「……但是,我也找到了。
一個歸處……這個溫暖的歸處。」

「……ですが、私も見つけたんです。
帰るべき場所を……暖かなこの場所を」



愛露恩在懷中低語道;她朝我貼近了身子。

腕の中でそう囁くと、
エルンはぴったりと俺に身を寄せてきた。



我心裡發誓今後決不會棄她於不顧,手腕使力將她抱得更緊。

そんな彼女を、今後も決して手放すまいと心に誓いながら、
俺は彼女を抱きしめる腕により一層の力を込めたのだった。





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