──6曲目が古屋真さんとの共作詞による「Get free」です。
──和古屋真先生一起作詞的專輯第六首「get free」。
「Get free」は私の中で、「best day, best way」(2013年4月発売のシングル。参照:LiSA「best day, best way」インタビュー)のカップリング曲「I'm a Rock star」の続編なんです。自分がなりたかったロックスターになれたかもしれない、と思ったその後。ロックスターになれたその人が、その後どんなふうに楽しめているかなあというのを書きたかったので、「I'm a Rock star」と同じく古屋さんと一緒に書きました。
「Get free」是我的歌曲中、「best day ,best way」(2013年4月發售的單曲 參照:LiSA「best day ,best way」訪談)第二首「I’m a Rock star」的接續。我認為自己有可能會成為搖滾明星。因為想寫成為搖滾明星的人在那之後是如何快樂在其中,所以和古屋先生一起寫出「I'm a Rock star」。
──「I'm a Rock star」のその後が書きたい、と古屋さんに伝えたうえで。
──因為我想寫「I’m a Rock star」的後續,所以和古屋先生一起傳達出去。
そうです。あのときは必死で「ロックスターになったかもしれない」と歌っていたけど、その子がもっとワクワクしながら楽しんでいる、物語の続きをきちんと見せてあげたかった。あのときは「Rock star」という言葉を使って、意思表示がしたかったんですよね。今は周りの人がどう思うかはなんでもいいよと思っているけど、あのときは周りの人がどう思っているかわからないから、自分で「Rock star」という名前を付けたかったんですよ。
沒錯。那時我想全力唱出也許會成搖滾明星、但是我更想讓大家看到我在期待中的快樂以及故事的繼續。那時使用「搖滾明星」的字眼是想把自己的想法告訴大家。現在我不管周圍的人的想法,但是那時我不知道周圍的人是如何想的、所以我自己把「搖滾明星」用到名字上。
「1人じゃない」にあらがった果ての「1人じゃない」
達成「不是一個人」的目標
──そして最後は「終わらない冒険」で締めくくると。
──然後最後是「沒有結束的冒險」作為結束
「終わらない冒険」は最後じゃないと伝わらないなと思ったんです。いろんなことを素直に伝えたかったアルバムだからこそ、このメッセージが最後にあることでより意味が伝わると思ったし、LiSAという人が歌いたいことの背景を伝えたうえでこの曲を届けたかった。「LUCKY Hi FiVE!」と並べてみて思うのは、「Letters to U」の頃の私は、信じたいという気持ちはあるけど、信じられない気持ちのほうが大きくて。今もその「信じられない」という気持ちがないわけではないんですけど、でも「信じたい」という希望がたくさん増えているんだなあって思いました。「LUCKY Hi FiVE!」は希望がいっぱい詰まっているなって。
我認為這首「終わらない冒険」如果不是最後一首的話就無法把我的想法傳達出去。正因為這專輯有很多東西想直接傳達給大家,所以這訊息比起最後,把自己的想法傳達出去更重要。以及想從這首告訴大家LiSA想唱歌的背景。和「LUCKY Hi FiVE!」比較,「Letters to U」時的我,雖然有些相信,但是不相信的成分還是比較多。雖然現在並非沒有不相信,但是「相信」這希望有大幅增加的感覺。「LUCKY Hi FiVE!」是充滿希望的。
──そう言い切れるのはなぜだと思いますか?
──為什麼可以如此斷言?
やっぱり、一緒に楽しんでくれる人がいることだと思います。でも私は「1人じゃない」って言葉が嫌いで(笑)。「1人じゃないよ」って言われても「お前なんかにわかるか!」って言いたくなるから。
果然是和快樂的大家在一起的緣故。只是我討厭「我不是孤單一人」這個詞(笑)。因為即使說了「我不是孤單一人」會變成說「你好像很懂」。
──その言葉に対して懐疑的なLiSAさんが、実感を伴う言葉として「1人じゃないから希望がある」と言い切れるって、大きな変化ですよね。
──對於這詞有懷疑的LiSA,但因為伴隨著實感的言語以及斷言「不是孤單一人所以有希望」,於是有很大的變化。
もしかしたら今、1人かもしれないと思っている誰かには、私が言っていることに「いやいや、それは綺麗事だぜ」って思われるかもしれない。でも私は、そんな時期を経て今振り返ってみたときに「ああ、1人じゃなかったんだな」と思えたんですね。いろんな人が歌う「1人じゃないよ」を聴いては「そんなはずあるか!」と思っていた私が、今はこんなふうに思っていて……「すいませんでした! 今ようやくわかりました」って(笑)。
對於或許現在有些人可能還是孤身一人,我想說的是「並不是,那是美好的事喔」。然而我現在試著回想那時候發生的事,我認為「阿,我並不是孤單一人」。
我聽到很多人唱「我不是孤單一人」時,認為「哪有這回事」的我,現在卻能體會這種感覺,然後「對不起,我現在終於懂了」(笑)
──かつてのLiSAさんのように1人でもがいている人、そしてかつての自分自身に届けようとしているんだなというのが、この7曲を通して伝わってきます。
──傳達給和以前的LiSA一樣孤獨的人以及過去的自己,是這七首歌共通的地方
「1人じゃないよ」という思いを、「1人じゃない」という言葉を使わずに、あの頃のひねくれた私や同じ思いを抱えている人にどうやって伝えるか。今1%しかない希望を2%に増やすにはどうしたらいいんだろうって考えて作りました。「このアルバムを見つけてラッキー」と思ってもらえるような、そんな作品になったらいいなと思います。
認為「我不是孤單一人」就不說「我不是孤單一人」,然後如何向那時候不坦順的我以及和我抱持同樣想法的人傳達。在思考如何從現在只有1%的希望增加到2%。如何讓聽這作品的人認為「發現這專輯就會感覺到幸運」。
──「Letters to U」とその5年後の「LUCKY Hi FiVE!」を比べて最も異なる点は、実感を伴う言葉とその説得力に尽きると思います。
──「Letters to U」和五年後的「LUCKY Hi FiVE!」比較,最大的不同點是伴隨著實感的言語和充分的說服力。
そうですね。「Letters to U」を当時の素直な気持ちで書いていてよかったなと思います。あのとき強がって「未来には希望しかない」と歌っていたら、今こんなふうには書けなかったですね、きっと。5年間でたくさん失敗もしたし、恥ずかしい思い出も後悔もいっぱいあるけど、自分で納得できないことは1つもやってないんです。全部手を抜かずにやってきたからこそ、ちゃんとそのときどきの自分を愛してあげられるんだなあって。
沒錯。「Letters to U」是直接把當時的心情直接寫下來。那時強烈的唱出「未來只有希望」,現在反而寫不出那時的感覺。想起五年之間不少失敗和慚愧以及很多後悔,但是我卻一次也沒有做出自己不能接受的事。正因為徹底去做,所以才能十分喜愛那時候的自己。
ホール&ライブハウスツアーで5周年を派手にお祝い
在hall和livehouse盛大的慶祝五週年
──CDリリース後には全16公演のツアー「LiVE is Smile Always~Hi! FiVE~」が控えております。今回はホールとライブハウスがない交ぜになったツアーですね。
──在CD發售後緊接著有全部16公演的巡迴「LiVE is Smile Always~Hi FiVE~」。這次的巡迴是hall和livehouse交錯著。
ホールは私、今まで渋公(東京・渋谷公会堂)しかやったことないんですよ。
hall我到現在只有在澀公(澀谷公會堂)演出過。
──あーそうか。あとはライブハウス、野音(東京・日比谷野外大音楽堂)、アリーナですね。
──阿,對了。之後還有livehouse、野音(東京日比谷野外大音樂堂)以及大型場館。
一直都是在livehouse演出,直到去年和前年的武道館(東京日本武道館),去年年末還有幕張(千葉幕張messe國際展覽場)。不論是livehouse 或是大型場地,我知道每一種都能帶來快樂。因此在這夏天不管哪一種我都想要(笑)。
──5周年を祝したツアーでありながらも、サブタイトルに「Hi! FiVE」とあるからには、やはり新曲を軸にした内容になるのでしょうか。
──在一邊進行慶祝五週年巡迴的同時,當作副標題的「Hi! FiVE」,估計是以他為主軸而去製作新歌的內容吧。
はい。まずはとにかく、みんなと一緒に派手にお祝いできたらなって。「LUCKY Hi FiVE!」はそのために、みんなと遊べる曲を用意したアルバムだから。そうそう、今回はリリース日がツアーの初日なんですよ。とは言え、勝手に体が動くような音楽ばかりだから、楽しむ準備だけして来てもらえたら。
是的。首先是總而言之,想和大家一起盛大的慶祝。「LUCKY Hi FiVE!」就是為了能和大家一起遊玩而製作出來的專輯。沒錯,這次專輯的發售日就是巡迴的首日。對了,因為有很多讓身體不自主動起來的音樂,所以只需要快樂的準備來就好。
──新曲をじっくり聴き込む“予習”は必要ないと。
──新歌是不需要仔細著聽也就是所謂的預習嗎?
だってよく考えたら私も、ライブ観に行くバンドのCDを先に聴かないですもん。先にライブを観て「このバンド、カッコいいな」「いい曲だな」と思ってCDを買うことが多いんです。ツアー前半はそんな感じで楽しんでもらえると思うし、後半はじっくり聴き込んだなりの楽しみ方もできると思うし。
因為仔細想想我也是,去觀看演唱會的時候也沒事先聽該樂團的CD。之前去觀看演唱會的時候感覺「這樂團很帥」「這首歌很棒」因而買了CD 的情況也很多次。巡迴的前半段就是這種愉快的感覺,然後後半段是能仔細地聽因而能感到愉快的感覺。
──約3カ月のツアーなので、新曲もやっているうちに変わっていく、いわゆる「曲が育っていく」感じもあるかもしれないですね。
──大約還有三個月的巡迴,新歌也會唱,所以有些改變。也就是所謂「歌曲在成長」的感覺吧。
そうですね。みんなと一緒に遊び方を見つけていけたらと思っています。
沒錯。我想尋找和大家一起遊玩的方法。
翻譯:卓,Dr.K,秋ノ楓
校搞:Dr.K,Lazy
第二張迷你專輯資訊
M-1:「ラブリーデイ」
作詞:LiSA、古屋 真 作曲:野間康介(agehasprings) 編曲:堀江晶太
M-2:「Hi FiVE!」
作詞:LiSA、田淵智也 作曲:田淵智也 編曲:akkin
M-3:「Psychedelic Drive」
作詞:LiSA 作曲:横山直弘(from 感覚ピエロ) 編曲:堀江晶太
M-4:「She」
作詞:LiSA 作曲:PABLO a.k.a. WTF!? 編曲:PABLO a.k.a. WTF!?
M-5:「halo-halo」※NHKワールドTV「J-MELO」2016年4月~エンディングテーマ
作詞:LiSA 作曲:小南泰葉 編曲:江口 亮
M-6:「Get free」
作詞:LiSA、古屋 真 作曲:Ryota Kawamura、Rebecca Hollcraft 編曲:akkin、RIO
M-7:「終わらない冒険」
作詞:LiSA 作曲:高橋浩一郎 編曲:akkin
※初回生産限定盤・通常盤共にCDの収録内容は同じです。
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