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【渣翻】[千年戰爭] ツァーュ好感事件①| 我開始懷疑,難道放棄一切才是正確的嗎?(微小說)

囁く別府♪♪4J | 2025-01-26 02:19:57 | 巴幣 26 | 人氣 124

當大家都在過年Happy的時候,我卻還是要上班
這就是輪班制人生Online的不合理之處嗎...
唯一值得慰藉的是,過年上班好像有雙倍齁!!

這次可不是在水文章囉,中日字數加起來可是高達了5千字餒,暈倒~
說是這麼說,但我還是喜歡ツァーュ探討正確性的思考啦
於我而言,對錯與否,只不過是選擇的結果
所謂的對錯,從來都不是絕對的答案,只是與你的價值觀是否重疊罷了🤔

【翻譯版】

「所謂的正確,究竟為何物呢?」
向我提出這個疑問的,是一位名為察幽的獸人少女
ーー有一位帶著白狼的少女,正在各地摧毀魔物們的巢穴
聽到這個傳言之後,我直接向她提出了邀約,經過了幾次的戰鬥之後,察幽在談判桌上講起了她的故事
「我是被遺棄的孩子,所以我從小就沒有雙親」
「現在的我,也無法回到我曾經的故鄉。大家懼怕、畏懼著這個孩子。他們說,無法和牠一起生活」
說著,察幽摸了摸那頭白狼的額頭
沒辦法和牠一起生活,也就是說將牠流放出去嗎?聽到我這麼問,察幽她緩緩地搖了搖頭
「沒有,村里的大家都是善良的人。將孤兒又是非人的我撿起,即便生活已經沒什麼餘裕了,還是努力地將我拉拔長大」
「但是面對這個孩子,情況就不一樣了」
......
「第一次和這孩子相遇時,是在我們還小的時候。當時牠渾身是血,倒在了我當初被遺棄的地方」
「當我正想靠近牠時,卻被村里的大家阻止了。村里的人和我說,這是一頭名為芬里爾的魔獸,非常的危險,雖然牠還年幼,但還是不要靠近比較好」
「那個毫無疑問,是為了我的人身安全才這麼說的」
「正因為如此,我才無法接受。大家拯救了我,為什麼這個孩子卻不行呢?」
「明明我也是狼族,曾經也倒在那瀕臨死亡過,是因為身體比較大嗎?還是因為不是人類?我不懂,明明彼此都很痛苦,卻又感到孤獨」
「之後我將這個孩子保護起來,並對牠進行了治療。即便受到了反對,但也不到明令上的禁止」
「我想大家是想幫助牠的。即使沒有行動,內心肯定也是覺得這樣才是正確的」
「和本是孤兒的我不同,大家都有自己的家人。不輕易接觸未知或令人害怕的事物,這才是正確的選擇」
「此時的我才知道,所謂的正確並不只有單單的一種」
察幽用認真的表情,繼續說道
「在那之後過了一段時間,我決定在離村子稍遠的地方,和這個孩子一同生活,直到牠完全康復為止」
「雖然大家時常為我感到操心,但為了不要刺激到牠,他們絕不對靠近我們所居住的場所」
「會感到寂寞、難過沒錯。但是能夠和這孩子一起生活,也不全都是壞事」
「之後,受傷是治好了沒錯,但我們依然一如往常地生活在一起,對我來說,是非常令我滿意的生活」
這就是察幽和白狼相遇的故事
我自己是覺得挺溫馨的,但她並不是這麼想的
「讓我再次深刻地意識到,正確並不只有單單一種,是在故鄉受到了魔物復活的浪潮所襲擊的時候」
「因為是小村莊的關係,理所當然的也就不會有像樣的武器和防敵措施,雖然村里的男人們竭盡全力的抵擋魔物,但仍然不是牠們的對手」
「正當大家一籌莫展準備放棄時,這個孩子卻飛奔而出」
「用爪子將魔物的身體撕裂ーー」
「咬碎牠們,踐踏牠們。那白色柔軟的毛髮,被魔物們的鮮血染上了通紅」
「我才意識到...這孩子和人類的差異有多麼的巨大」
「即便是在救人沒錯,但我的內心還是感到由衷的恐懼」
「直到現在,我依然能夠清晰地回想起,那些被救起的人們,朝這孩子流露出多麼恐懼的眼神」
彷彿是感到悔恨般,察幽低下了頭。旁邊的白狼則是一臉無趣的移開了視線
「言語無法溝通的白狼,就近在咫尺。只憑一時興起,就能夠輕易奪走我的生命」
「會感到害怕那是當然的。即使相信牠不會這麼做,但誰又能夠確保,真的是如此呢」
「我啊,逐漸不知道什麼才是正確的了。缺乏勇氣並不是壞事,但有時候正因為勇氣,才會死去」
「人類畏懼著芬里爾是錯的嗎?人類忌諱著芬里爾難道就是對的嗎?」
「如果有人能斷言以上都是錯的,那芬里爾殺人的時候,那個人又會對芬里爾殺人這件事負責嗎...?」
「想也知道不可能」
她咬緊下唇、握緊拳頭。隨後靜靜抬起頭的察幽,她的表情充滿了痛苦和壓抑
「即便如此,就連被救下的人,連句謝謝都沒說,那個毫無疑問,是不對的」
「我不懂,我真的不懂。該怎麼做才是正確的呢...」
「儘管我不明白,我還是得出了一個結論,就是不能讓這孩子孤身一人」
「看到這孩子什麼都沒說,正要離開村子時,我追了上去。要說為什麼,正是因為我覺得這樣才是對的」
「這孩子好幾次想把我趕回村子裡,但不管幾次我都會追上去,直到最後牠也放棄了」
「就這樣,我們的旅途開始了」
這就是,白狼和巫女一同冒險的起點
也因為如此才能得知她的傳聞。對遠方的人來說,他們的名聲早已遍布各地;對身旁的人來說,牠的強大卻又令人聞風喪膽
「這個孩子彷彿被什麼驅使,每天都在和魔物戰鬥的日子裡度過...」
「理由我不清楚。但是,我想...這個孩子肯定是為了這個而生的吧...」
「只要我和這個孩子在一起,就無法避免的會與人群接觸、無法避免的會拯救到更多的人」
「隨著戰鬥的持續,被救下的人也越來越多,人們對這個孩子的恐懼也會日益加深。這孩子,本該有追求屬於自己幸福的權利啊...」
「到底,什麼才是正確的呢...」
就這樣,少女她回到了一開始的提問。
「我也許...做錯了什麼選擇。要是放棄互相理解了,這孩子反而能過得更加輕鬆」
「人類和芬里爾是無法和平共處的」
「ーー我開始懷疑,難道放棄一切才是正確的嗎?」
......
正確並不只有單單一種。少女她正在理想和現實主義之間不斷地徘徊著
什麼才是正確的,我回答不上來。硬要說的話,也就只有自己的選擇罷了
「我知道,只能和我自己妥協」
「正因為如此,我才會來到這裡。和拯救這個世界的英雄的您一起的話,也許就能找到屬於我自己的正確了」
「我是抱持這樣的想法,才會來到這裡的唷」
「王子殿下,從今以後,還請多多指教」
說完,察幽朝我深深地鞠躬。
ーー那天,追尋真理的少女,成為了我們的夥伴。

【原文】ツァーユ:暫譯 察幽フェンリル:暫譯 芬里爾

「正しさって、いったい何なのでしょう?」
そう静かにこちらへ問いかけたのは、ツァーユという名の獣人の少女だった
ーー白い狼を連れた女の子が各地で魔物の巣を潰して回っている。
そんな噂を聞き付けた俺は彼女を王国に直接勧誘したのだが、数度の共闘の後、正式加入の交渉の席でツァーュは語り始めた。
「私は捨て子なので、両親はいません」
「故郷の村にも、今となっては帰れません、みんながこの子のことを怖がって、怯えて。一緒には暮らせないと、言われてしまいましたから」
そう言ってツァーュは白狼の額をそっと撫でる。
一緒に暮らせないとはつまり、追放されたのか。そう尋ねると彼女はゆっくりと首を横に振った。
「いえ、村のみんなはとても優しい人ばかりです。捨て子で、なおかつ人間でもなかった私を拾って、生活の余裕も少ないのにここまで育ててくれました」
「ただ、この子に対しては、そうなれなかった」
.......
「この子と出会ったのは、お互いがもっと小さいな時。私が捨てられていた場所に、血だらけで倒れていて」
「駆け寄ろうとした私を、みんなが止めました。あれはフェンリルで、とても恐ろしい魔獣だと、まだ子供だけど、危険だから近寄らない方が良いと」
「それは間違いなく純粋な善意で、私のためを思ってくれての言葉でした」
「だけど、私は納得ができません。私はみんなに救ってもらえたのに、どうしてこの子は駄目なんだろうって」
「私も狼の亜人で、死に掛けの子供でした。身体が大きいから?人ではなかったから?分からないです、お互いに辛くて...寂しいのに」
「私はこの子を保護して、治療することにしました、反対されましたけど、禁止まではされなかったんです」
「本当はみんなも、してあげたかったんだと思います。その方が正しいことだと、心の中ではしんじていたから」
「だけど捨て子の私と違って、みんなには家族がいます。知らないもの、怖いものに近づかないのは正しいことで」
「そのとき、正しいは一つでないことを知りました」
真剣な表情で、ツァーュは続ける。
「それからしばらく、村から少し離れた場所で、この子の怪我が完治するまで一緒に暮らすことにして」
「村のみんなは私をよく気遣ってはくれましたけど、この子を刺激しないように、決して近寄ることはなく」
「それが少し寂しくて、悲しかった。それでもこの子との生活も、そう悪いものではありません」
「結局、怪我が完治した後も、なあなあで一緒に暮らし続けましたが、それは私にとって満ち足りた生活でした」
ツァーュと白狼の出会いと、その経緯。
自分は不器用で優しい話だと思ったが、彼女はそういうつもりではないのだろう。
「...正しいが一つではないと再び強く思ったのは、故郷の村にも、魔物の復活の余波が押し寄せたときです」
「小さいな村だったから武器や防壁なんてものはなく、大人の男の人たちが戦おうとしたけれど敵わなくて、もう駄目だと思ったときに、この子が突然飛び出して」
「ーー魔物の身体を爪で引き裂きました」
「牙を突き立てました、足で踏み躙りました。白くてフワフワな毛が、返り血で真っ赤に湿って」
「ーーああ、この子は人間から程遠いのだと」
「命を救ってもらっておきながら。私は心から、怖いと思ってしまったんです」
「救った相手にひどく怯えられたこの子の瞳を、私はいつだって鮮明に思い出すことができます」
深く悔恨するように目を伏せるツァーュ。その隣で白狼はつまらなそうに視線を逸らしていた。
「言葉の通じない相手がすぐそばにいて、気まぐれ一つで自分を殺せる力を持っている」
「怖いと思うのは、当然です。そんなことをしないと信じていても、本当にそうなのかは、誰にも分からない」
「私は、正しいが分からなくなりました。勇気が足りないことは悪いことではなくて、勇気があるからこそ死んでしまうこともある」
「人間がフェンリルを怖がるのは悪なのでしょうか?フェンリルを忌避するのは正しくないのでしょうか?」
「それを悪と断じる人がいるのだとしたら、その人はもしフェンリルが人を殺したときに、責任を取ってはくれるのでしょうか...?」
「そんなことはありえない」
唇を噛み、拳を握る。静かに顔を上げたツァーュは、どこまでも沈痛な面持ちをしていた。
「だけど、救ってくれた相手にお礼の一つも言わない。そんなのはただしくありません、絶対に間違っています」
「分かりません、私には分かりません。私はどうすれば正しくなれるのでしょうか」
「分からないなりに考えて、導き出したのは、この子を独りにしてはいけないという答えでした」
「何も言わずに村を立ち去ろうとするこの子を追って、村を出ました。そうするのが、一番正しいと感じたから」
「この子は何度か私を村に戻そうとしましたけど、何度も何度も追いかけたら、最後には諦めてくれて」
「それで、私たちの旅が始まったんです」
そして始まったのが、白狼を連れる巫女の旅。
その噂こそを自分たちは耳にした。遠き者には名声が、近き者には畏怖が残っていた。
「この子は何かに駆り立てられるように、魔物との戦いに日々明け暮れています...」
「その理由は知りません。でも、たぶん、この子はそうするために生きている...」
「だけど私が共にいる以上、人と関わることも、人を救うことも、この子はそれを避けて通れない...」
「そして戦えば戦ほど、救えば救うほど、人はこの子を恐れて遠ざかってしまうのです。この子には、幸せになる権利があるはずなのに...」
「正しいとは、いったい何なのでしょう...」
そうして、彼女の語りは最初の問いに戻る。
「私は...選択を間違えたのかもしれません。だって、相互理解を諦めたがこの子はずっと楽で」
「人とフェンリルは決して相容れぬ存在でーー」
「ーー諦観こそが、正しいのかと」
......
正しさは一つではない。そして彼女は、理想論と現実主義の狹間で揺れている。
どちらが正しいかなど、答えは出ない。あるのは、自分の選択とその結果だけだ。
「わかっているんです、自分で折り合いをつけるしかないって」
「だから私は、ここでなら。世界を救う英雄と言われる貴方と一緒なら、私の正しさ見つけることができるのではないかと」
「そう思い、ここに来ました」
「王子様。それから、よろしくお願いします」
そうして、ツァーュは頭を深々と下げる。
ーーその日、正しさを求める少女が仲間に加わった。

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