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小說 達人專欄

《 看不見落陽 》7/43

城作也 | 2025-01-24 11:00:03 | 巴幣 290 | 人氣 503


雷梧立刻擺出一副對這種場所很熟悉的表情。

「我可是軍人。抱歉長得像小孩。」

既然是小孩不能看的表演,那就更想看看了。他學著周圍的人粗魯地灌酒。店主疑惑地看了他一眼就走開了。

舞台搭建完成,許多蠟燭的光被鏡子反射,照得如同白晝一般明亮。

店主的聲音響起:

「讓大家久等了。本店自豪的胡姬姐妹,莎維謝和莎維羅,來自遙遠的康國(現在的烏茲別克斯坦撒馬爾罕)。請欣賞十六歲和十二歲姐妹倆演出的妖媚胡旋舞。」

西域人的舞蹈叫做胡旋舞,跳舞的女子稱為胡姬。雷梧雖然聽說過,但還是第一次親眼看到。

舞台旁邊的幾個樂手開始演奏慵懶纏綿的音樂。隨著音樂,兩個金髮碧眼、膚白如雪的舞女慢慢走上舞台。

她們穿著畫有蛇和葡萄的紫色衣裳,不但布料薄得透光,還只遮住了最基本的部位。兩人扭動著纖細的身軀,像兩條交纏的蛇一般不停起舞。

店裡頓時掌聲和叫好聲此起彼落,鬧成一片。看來是老顧客的人一邊喊著舞女的名字一邊鼓掌。

雷梧一直過著軍營生活,很少見過女人。雖然年長的士兵們經常去妓院,但他一直不明白有什麼好玩的。

但是現在不同了。

他的目光緊緊盯著舞女們柔軟的身體。酒精的作用加上內心深處一直在成長的某種感覺被強烈地喚醒。

就在這時,那個胡姬妹妹朝雷梧這邊看了過來。






(日文原文)

 雷梧は咄嗟に、こういう場所に慣れているような表情を作った。
「これでも軍人だよ。童顔で悪かったな」
 子供に見せられない出し物なら、尚更見てみたい。周りの連中を真似て、荒っぽく酒をあおった。店主は訝しげな顔で離れていく。
 舞台は完成し、たくさんの蝋燭を鏡で反射させ、白昼のように照らしている。
 店主の声が響いた。
「お待たせしました。当店が誇る胡姫の姉妹、|沙維謝《サイシャ》と|沙維羅《サイラ》でございます。遙か遠い|康国《こうこく》(現ウズベキスタンのサマルカンド)よりやって参りました。十六歳と十二歳が織りなす、艶媚な胡旋舞を、どうぞお楽しみください」
 西域人の踊りを胡旋舞、その舞姫を胡姫と呼ぶ。雷梧も話には聞いていたが、見るのは初めてだった。
 舞台の脇にいる数人の楽団が、絡みつくような気だるい音楽を奏で始めた。それに伴って、金の髪、緑の瞳に白い肌の踊り子が二人、ゆっくりと舞台に上がる。
 蛇と葡萄を描いた紫色の衣装は、薄い上に、身体を最小限にしか覆っていない。二人は細身の身体を柔らかくうねらせ、二匹の蛇が絡むように踊り続けた。
 店内は喝采と野次が入り交じり、大騒ぎになった。常連らしい客は、踊り子の名を呼びながら拍手を送っている。
 雷梧は軍隊生活ばかりで、あまり女というものを見た事がない。年上の兵士たちはしばしば妓館に通っているが、何が楽しいのかよく分からないでいた。
 だが、今は違う。
 彼女たちのしなやかな身体に、雷梧の目は釘付けになった。酒の力も手伝って、自分の奥で育って来ていた何かが、強烈に叩き起こされてくる。
 そんなとき、胡姫の妹が、雷梧の方を見た。

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