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異常発見師サトル ~ Chapter 01

提姆奧瑟 | 2022-06-11 14:47:38 | 巴幣 2 | 人氣 140


異常発見師ーー狩魔サトル
 
 
 
あらすじ
 
 
 
ある日、電車で一人の女子高生、ティコが異常に襲われた。その異常を見破った狩魔サトルは彼女をその苦しみから救った
 
このことがきっかけで、ティコはサトルのことが好きになった。そして、一か月後、ティコの髪の毛と目の色が突然に青になった。それは「サイキック.コーポレーション」の「教育政策」により変えられた異常現象で、好きなサトルに告白しないと、一生その変えられた見た目で生きなければならない
 
サトルと異常発見事務所のメンバーたちは、こんな強制的に人を国家政策に従わせる「サイキック.コーポレーション」を強く反対する立場である。彼らは異常を打ち破るため、世界と敵を回すしかないのだ
 
 
『異常発見事務所
 
違和感、怪奇現象、七不思議
 
鬼、超能力、ゴースト
 
あらゆる異常現象の正体に突き当たる事務所です』
 
異常発見事務所に所属する発見師、狩魔サトル。普通の高校二年生だが、彼は特殊な能力を持ってるーー「異常に気づき」という能力
 
日常に存在する/存在しない「異常」を探して、解決するのは、この事務所メンバーたちの仕事だ。サトルくんには他のの仲間たちがいる
 
雨下ナナコ、可愛い後輩、「気持ちがわかる」能力を持っている
将門紀行、腐れ縁の幼なじみ、「絶対的理性」能力を持っている
空野アイ、事務所の実質創立者
平田先生、生徒たちの後見人
 
初めてのなろう投稿です、よろしくお願いします
外国人ですので、日本語不自由なところを見つければ、ご意見ください
 
 
 
Prologue
電車で「痴漢」をやめさせる、奇妙な男
 
 
 
その日、私は
 
狩魔サトルという奇妙な男と出会ったのであった
 
 
 
Xxxxx
 
 
 
今日も、電車が混んでる
 
スカートの下が、また嫌な触感がする
 
多分同じ犯人です
 
嫌だ。なんで私ばかりこんな目に
 
叫びたい。大声で。この痴漢を脅かして、二度と手かけられないようにしたい
 
でもできないっ!心臓が引き締まれるように、喉が渇いたように苦痛を感じる。怖くて頭が真っ白
 
そしてまた胸にいやらしい手付きが。
 
この人は一体だれ?触られるように感じるけど、窓の反射から見れば姿が見えない。まるで透明人間に触られるようです
 
でも「透明人間に痴漢されてる」って言えるわけないよ。隣の無実のサラリーマンに濡れ衣着せても、何の解決にもならない
 
それに加えて、なんか、最近痴漢に合うだけでなく、されている最中、電車にいる人みんなめっちゃこっち見てた。なんで助けないの。目撃したら助けてよ、なんでそんなにひどいことするんですか
 
そんなの絶対おかしいよ。異常だよ。こんな異常な光景に、涙ほろほろと、すすり泣きしかできない
 
情けない
 
怖くても、反抗する術はない
 
「お願い……誰か、たすけて……」
 
「おい」
 
後ろから、なんか男の声が
 
「おい、ちょっとこっちを見て」
 
肩がぎゅっと掴まれ、私がくるりと男の方へ回転させた。突然すぎたので、恐怖で閉じた両目も開けた。
 
真正面にいるのは、困惑した顔をする男子高校生だ。彼は私の胸のとこへ指さして
 
「なんでお前、すっごくビクビクしてて、泣きながら、自分のおっぱいやお尻を揉んでるの?」
 
「え」
 
言っている意味が分かりませんが
 
「だから、自分の手と胸を見てみ」
 
彼の言う通り、私は目線を下に
 
私の手は、私の胸を、掴んでる。しかも揉んでる。下の方も覗いたら、私の手が、私のお尻を揉んでる
 
「えええええええええええええええええええ」
 
「自分で気づけなかったのかぁ……」男の子また私の奇行に惑わされて、頭をかく
 
「どういうこと……?」
 
未だ状況が分からない私です。気づけば、私が自分の体を確認した後、そ、その……自慰行為……をようやくやめたみたいです
 
そう。最近数日、私を悩まされていた怖い痴漢の正体は
 
私自身みたいでした
 
「まぁ、どういうことって、俺もわからんよ。めっちゃ見られてるぞお前。」
 
「は、恥ずかしいですぅ……」顔が熱くて彼を直視できないです
 
「あっ、俺次の駅だから……もう大丈夫かな」
 
男の子がとてもやさしい目で、嵐を鎮めるような口調で言う
 
「だ、大丈夫です……その……あり、ありが……」
 
『次は、灰色町、灰色町。お出口は……』
 
「いやいや……じゃあな」
 
こっちに振り向いて微笑む。そして見返りもせず出口へ
 
「ま、待って!」
 
急いで彼の後ろについて電車を降りた。すらりと降りて、とても自然でした。ですが……ここで降りるじゃないよ……なんで反射的に彼の動きについて行ったのか……私のバカ!ほんとうに最近おかしくなった?
 
「え、駅一緒なのか?」彼はまたしても訝しげに、「でもおかしい。お前の制服黒ヶ埼市だろ、こっちじゃないだろ」
 
「は、はい……その、鋭いですね」
 
この男の子……察しがいいのか観察力がいいのか、ちょっと気になって追いかけたんでしょ
 
「その、一ついい?」
 
「何?」
 
「あの、さっきのあれ……私も本当にわからなかったんです、痴漢だと思ってて……違和感がすごく感じていた。どうして、私を止めたの?普通こういうの、目立つだと思う」
 
「困ってるやつほっといてはいけないだろ。本当に何が起こっているのか俺にも完全に理解できないし、こういうとき、助けるっちゃ助けるだろ」
 
ドキッ
 
えっ、心臓の鼓動が……
 
「まぁ、一応俺の仕事分野だからさ」
 
「え???」
 
仕事?分野?
 
「冗談じゃないよ。はい、これ俺の名刺」
 
『異常発見事務所
 
違和感、怪奇現象、七不思議
 
鬼、超能力、ゴースト
 
あらゆる異常現象の正体に突き当たる事務所です
 
発見師  狩魔サトル』
 
「住所も電話も書いてある……」
 
「だから冗談じゃないってぇ……」狩魔……さんは、あきれ顔で一息吐く「あっやべぇ、遅刻しそう、おいお前」
 
かばんを持ち直して、小走りの体勢で彼はこう言った
 
「信じないなら、いつか放課後にこっちの事務所へ来い。こういう異常的な状況があったら、解決してやるからさ」
 
 
 
Xxxxx
 
 
 
その日、私は気づいてなかった
 
狩魔さんは本物の発見師ということに
 
そして彼が世界と戦うということに
 
 
 


異常は存在するのか?あるいはしないのか?
 
例えば、テーブルに置いてあるはずの鍵が突然なくなって、気づけば玄関の引き出しの上にあった。「あっ、うっかりね」とこの現象を理由付けするのが普通だが、違和感が頭に据えてどうしても釈明できなかったこともある
 
これはおかしい、つまり異常だと思うだろう
 
この異常は気持ち悪い。だから気にしたくない。気にしすぎると、頭が疲れるから
 
気にしなければ、これを正常だと解釈すれば、異常は存在しない
 
気にしなければ、普通な人生を送ることができるのだ
 
だから、気にしては……
 
 
 
Chapter 01
異常発見事務所へようこそ
 
 
 
放課後、俺は所属の事務所へ行った、いつもどおりに。到着してドアを開けるや否や、突然、小さい生き物が走ってくる
 
「サトルくん!今日遅いですね!キャスタマー様はもう来てるよ!」
 
とことこ、ドジっ子のナナコが脂汗かきながらこっちへ迫ってくる。その急いだ様子はまるで飼い主に見放された子犬みたいでかわいらしくて、つい頭をなでてしまった
 
「なぁ!?」髪の毛がもふもふされると、ぱふっとナナコの顔が赤くなった。「それより、早くクレーム対応してくださいよぉ、もう」
 
ぽかぽか殴ってくる。異常にかわいい、一匹飼いたい
 
この子は雨下ナナコ、ここの事務所のメンバーである。十六歳で俺より一つ下の後輩だ。気配りがよくて、事務所の広告、接待、雑務などいろいろなことが任されている。ロリっ子でシュークリームが大好きで、いつも食べ物で餌付けしている。今日はもう遅刻したので買わなかった。
 
「お真面目さんがやってくれるじゃないか、あいつ仕事大好きだし」応接間の暖簾を持ち上げて入ると、やはりあいつがお客の対面のソファで座って、お茶を入れつつ何かの相談をしてるようだ
 
「キャスタマー様、お手数ですが、もうちょっと詳しく説明してくださいますか?詳しいほど、プロブレムの解析がシンプルになります」
 
「えっと、えっと……」
 
お客がわちゃわちゃして、答えるに困っているみたいだ
 
「紀行、キャスター様ってなんだよ、普通に喋れないのか。そんなに外来語好きかよ、それともお前にも異常が発生したか」俺はあきれて一発チョップを食らわせた
 
「キャスター様じゃなくてキャスタマー様だ。」紀行が頭の上の腫物を気にせず、メガネをぐいっと上げて、「こうする理由は二つだ。一つ、研究によると、日常的な会話に使い慣れていない単語をちょっとだけ入れ替えれば、脳の活性化が捗るそうだ。もう一つは……」
 
「もういい、聞きたくない。やはりお前は異常だ」
 
将門紀行、俺の幼なじみで高校のクラスメート。背が高くてメガネしているオタク。仕事に真面目で妙なところに執着するタイプだ。さっきナナコが英単語ばかり喋るのは多分こいつのせい。今はこいつに、「ラブラブおっぱいブラスター」というゲームの情報について詳しく聞きたいんだが、おキャスタマー様がおなりになっていますのでやめとこう
 
「ようやく来てくれたね、サトル。お前を指名したそうだ、キャスタマー様が」
 
「あ、あのう、ティコと申します。狩魔サトルさん……ですか」
 
ニコニコしたお客の女子高生くらいの女の子が立ち上がって一礼、それに対し俺もぺこっと会釈した
 
「あのう、覚えてますか?」ティコさんはおろおろしてて「あの日、電車で……」
 
「うーん?見覚えはないが……ごめん、俺は覚えるの苦手だ。」
 
「この名刺……あなたがくれたんです、いつか『異常的な状況』と遭遇したら、困って困って仕方ないときにこの『異常発見事務所』へようこそって……」
 
「俺のいつものセリフ、営業モットーだね。えっと……ちょっと観察させてくれないか」
 
「か、観察……?いいですけど」
 
俺の言葉に惑わされたティコさんを許諾を得て、「観察」を始める
 
「青色の髪に黒めいた碧眼、異常じゃないが、気にしておこう。ティコっていうおかしい名前だけ申し上げるのも、異常っちゃ異常だ。でも年齢相応の制服を着ている、異常なし……」
 
「えっ、な、なにぃ」ティコさんまたわちゃわちゃし始めて、くるくる目になってる
 
そんなティコに紀行が「ああ、こいつの癖ですよ、気にしなくていいです。私たちの仕事は異常を発見することなので、少しでもおかしいところを見付けば見逃さないってね、よく観察したことを口に出すんです」
 
「なるほど……?」俺に観察されているティコさんはまだわかってないようだ。そりゃそうだ、これ企業機密だ。にしても彼女の体をよく見れば、
 
「90、63 、88」俺は満足げにうーんと頷き、「プラス一点」
 
「やぅ」急いで恥ずかしくなっておっぱいを隠すティコさん。良い!この子、ドストライクだ!ねぇ、後で俺とどっかへ遊びに行かない……あっイタっ、誰だ俺の足を踏んだのは!
 
「いい加減しなさい、スケベェ!」
 
腕を組んで怒鳴ってくれたのは、空野アイというやつ。俺のクラスメートで、この事務所の創立者でもある。あいつはなんの能力も持っていないらしいが、普通に強い。全部の学科、素行、料理、芸術、武道、人脈を備えて、完璧超人である。いや、完璧超人といってもテンプレ通りそんなにおとなしい子じゃなくて、むしろ強い。さっき聞いたどおり、野心家だ
 
俺は未だ空野のやつを倒す策を練っている。倒さないのであれば、一生あいつの影の下で生きるしかねぇんだ!こんな怖いやつと出会ったエピソードは、後程にね
 
「まぁ、茶番はここまでだ。あの、ティコさん、要件を話してごらん、異常の状態を述べてくれたらすごく助かるけど……ってその前に、電車で出会ったことがあるって言ったよな、あんとき何があった?」
 
「……」なんか、ティコさんうじうじしてきて、それに顔に紅潮が染めてきて、下から俺を見上げる「狩魔さん、あの、電車のことは……あなたにしか言えないです、個室でいいんですか」
 
「!?」俺は思わずよだれを飲んでしまったのである
 
俺の人生にこんなにエロいことがあったろうが
 
もちろん今すぐ個室でちゃんとティコさんと話し合いたいが、後ろから射抜かれそうな目線も感じた
 
「ああ、サトルくんなんかエッチなこと考えてるんだ」ナナコは俺の気持ちがわかるように、俺をジト目で見てる
 
「考えてなぁ……考えてない!クソ、いつもお前に読まれてる!」
 
「電車での出来事、それが話してはいけないんだと、答えは一つしかないだろうか」紀行も俺の気持ちがわかるように、ぐいっと眼鏡を光らせる「サトル!男さながらの性欲を押さえろ!それもできないのか!」
 
「ちょっと!ティコさんはまだ性的なことを言っていないのに勝手に推理するな!お前の絶対的な理性はどこに行った!」
 
俺は渾身のツッコミでこいつらの暴言に反旗を翻そうとした。そして空野のやつへの最後のツッコミをするタイミングを計ってーー
 
「まぁ、せめてゴムを忘れないように」
 
「そこまではやらないからよおおおおおおおお」
 
やりたいけどやらないけどね!俺は紳士だから
 
「あのう、エッチなこと……じゃ、なくて、その、狩魔さん」ハラハラと殺伐とした空気を耐えようとしているティコさん、「個別相談、いいんですか」
 
「ほら、お前らちょっと俺らにプライベートくれよ、シーシー」俺は蠅を払うように彼らに手を振る
 
「じゃあ報告を忘れるなよ」空野はこう言って、ナナコと紀行を連れ出して行った
 
「ごめんな、まだ本題に入らなくて。」ソファに座って、俺はティコさんを対面のソファにも座ってくれって促した
 
「いいえ、こちらこそ。実はね、これ、私の一か月前の写真」ティコは座って、カバンから証明写真みたいのを取り出して、それを俺らの間にあるテーブルの上に置く
 
後ろに団子結んである黒髪と輝かしい黒目、穏やかで元気良い少女がティコさんと同じ青い制服を着てえへ笑顔ダブルピースのポーズを取っていて、とても元気づけられそうな写真だ。しかし確か、この少女はどこかで会った気がして……
 
「!?お前はこの前の……電車で自慰行為を行っていた痴女!思い出したぞ!」
 
「そんなに大声で言わないでください……恥ずかしいです」かぁって、ティコさんは手で顔を覆う
 
「黒髪と黒目……髪色が違っても、たしかにこれはお前の顔だ。なんで髪染めたの、別人かと思った」
 
「染まっていません。この目も、コンタクトじゃありません」
 
「つまり……」よく見たら、髪の毛の色が自然で、コンタクトもつけていないようだ
 
「……異常現象だ。さあ、仕事を始めようじゃないか」




日文原版還沒上傳第一章
僅此作為保存用途

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