2021/8/13 二翻
拝啓 昔の私
敬啟 給曾經的我
それなりに味方もいて敵もいた
你我既是情敵也是夥伴
だけどなぜか嫌われてばっかな気がした
但我總討厭這樣的關係
見下されたくない
不想被瞧不起
見た目や上部が全てでそれ以外全部いらない
只想掌控一切 除此之外全都不重要
その考えは間違いじゃない
世事本就如此
安心してほしい
別想太多
君だって最初は敵だった
我最初的難題
愛想笑いばっか浮かべて
是面對試著強顏歡笑的你
私のこと本当は苦手なんだと
這實在不是我的強項阿
日々を紡いでも疑った
就這麼帶著疑惑日復一日
ある日駅前で花を買った
那天在車站前買的花束
あげたのはなんとなく君に似合うかと思って
不知為何 非常適合你
君は花をドライ加工して笑いながら本棚に置く
但你也只是做成乾燥花放在書架上
「そんなもの価値なんてないでしょ？」
「那種東西對你來說毫無價值對吧？」
すると君は言った
接著你說道
「僕を大好きと知った
「我知道你最愛我
それだけでいいさ
那就已足夠
確信なんてないのだけれど
但我還不太清楚
間違ってるなら教えてくれよ
如果誤會了那再告訴我吧
まあいいやとりあえず
好啦 總而言之
大好きだ」
最愛你了」
私は強がり何も言わずにため息をつく
假裝堅強 忍住不說
それでも何かあるたびに花をあげた
但每次見面我仍舊會送你花束
適当に選んだものだ
真是適合拿來送人的東西呢
あげる度にドライ加工をしてそこら中に飾るから
每次你都會把它做成乾燥花 堆滿房間
君の家は花いっぱいで溢れかえって散らかっていた
直到花朵將屋子佔據
「じゃあ私の部屋に置こうか」
「那就改放到我的房間吧」
(え？ なに言ってるの？ )
(咦？ 你在說什麼鬼話？ )
(今まで敵だったんだよね？ねえ)
(你一直以來都是我的情敵 對吧?)
(彼を好きにでもなった？)
(還是你愛上他了？)
「ああそうだよ私は好きなんだ彼のことが」
「恩，對阿，我愛上她了」
(ねえ 忘れたの？)
(吶 你忘了嗎？)
(本当は全部わかってるんだよね？)
(你其實全都知道對吧？)
(人は人を見下すものよ)
(別瞧不起人喔)
彼は違う
他不一樣
(違うって何？)
(哪邊不同？)
(簡単に信じれるなら勝手にしなよ)
(如果你能輕易相信他的話 就放手去愛吧)
(ねえ花女)
(吶 花女)
変化する心 それが吐けなくて
他善變的心 讓我感到作嘔
君のそばではにかむばかり
我只是想依偎在你身邊
間違ってるとは思わないフリ
千萬別誤會了
恋の意味を知らず鮮やかに
這戀情的意義
確信が持てないまま
至今我還無法確定
すれ違う日々も増えた
就這樣日復一日
あの日初めてあげた花びらも
那天我第一次送你的花
年季が入って色落ちた
日漸枯萎
ああそうか永遠なんてないんだ
喔對阿 我們之間不存在永恆
どんなにどんなに加工しようが花は枯れるし
不管再怎麼加工 花朵還是會枯萎
私たちもシワを作っていつか土に帰る
總有一天我們還是會長出皺紋 回歸塵土
紡いだ日々も培った笑顔も何もかもがいつかは消える
無論度過的時光 還是你的笑顏 總有一日都終將離去
嗄れて枯れ落ちて全て消えるなら私はどうする？
倘若這些都隨著花朵枯萎而逝去，那我又該如何是好？
そう思ってから早かった 痛みも知恵も増えた
雖說如此但來日方長 即使苦痛與識增長
もう時間なんて必要ない
過往都不再重要
嗚呼
啊~
ごめんねお別れだ
抱歉 再會了
人生は一度きりだ
人生無法重來
互いの吐息が手を繋ぐ
手牽手感受彼此的吐息
きっかけはいつも花だ
一切都是由花而起
さよなら さよなら
再會了 再會了
今までの私
至今以來的我啊
大好きを言える
說著我愛你
それだけでいいの
就已足夠了嗎?
これから何度傷つけあって
到底要傷害彼此到何種地步
間違ってるなら教えてほしい
如果誤會了那拜託告訴我吧
この花に誓う
以花為誓
大好きよ
最愛你了
(拝啓 未来の私)
(敬啟 給未來的我)
(本当普通の大人になったね)
(你已經好好長大成人了呢)
(本当普通の大人になっちゃったんだね？)
(你真的好好長大成人了嗎?)
(くだらない くだらない )
(才怪 才怪)
(過去の痛みは全部消えない)
(過往的傷痛永遠不會消逝)
(敵だって消えるわけじゃない)
(情敵也尚未離去)
(わだかまりを抱えて生きて)
(過著鬱鬱寡歡的日子)
(そして美しく散っていけばいい)
(就只好到處留情)
(揺れて溢れ落ちた花のように )
(像朵隨風搖曳的殘花)
しきたりなんかはいらない
誓言什麼的都不再重要
世間体も忘れ去った
世界也拋棄了我
花束を持って君の元へ
親手將花遞給你
それだけでいいんだ
僅此就已足夠
