有個小細節等到(前)刊出後,我才發現。城娘的世界觀當中要是翻成中文,
是有可能不會出現「妳」「她」這兩個人稱代名詞的。
這兩個代名詞都是等歐美的概念大量進入到中國後,才又分枝出來的概念,
而本來舊時代的華語當中,貌似是沒有「妳」「她」這兩個代名詞的。
除了海外的歐美城娘或是異世界的合作角,
日本本土的角色還有中國城娘(如果之後有機會翻到)
我就都一律把第二、第三人稱統一作「你」「他」。
異界門與遠古的機動要塞 後
異界門と古の機動要塞 後
阿克婭
哼、哼、哼—— . |
ふっふっふー。 |
阿克婭
看這個樣子,是我水之女神阿克婭大人 發揮真正實力的時候到囉! . |
どうやら、この水の女神であるアクア様の 真の実力を発揮する時が来てしまったようね! |
柳川城
難不成,您有什麼好方法嗎!? . |
もしかして、何か良い手があるのですか!? |
阿克婭
那是當然! 我可是位女神喲?如假包換的神明喲? . |
ええ、もちろん! だって私、女神よ? 本物の神様よ? |
阿克婭
交給我這麼一個超高次元的存在, 隨隨便便就能想到一、兩個好方法啦! . |
そんな超高次元的存在の私にかかれば、 良い手の一つや二つくらい余裕で生み出せちゃうわよ! |
和真
所以,自稱什麼東西的。 妳說的好方法,具體上又是如何呢? . |
で、自称なんとか。 その良い手って具体的になんなんだよ? |
阿克婭
誰是自稱啊,是誰! . |
だれが自称よ、誰が! |
阿克婭
算了不跟你鬧。 . |
まあいいわ。 |
阿克婭
為了要讓和真那可憐的小腦袋瓜也能理解, 本女神現在就為你們做個簡單的說明吧! . |
カズマのその可哀想なおつむでも分かるように 今から分かりやすく説明してあげようじゃない! |
阿克婭
首先,為什麼我們不能靠近那玩意呢, . |
まず、何故あいつに近付けないかっていうとね、 |
阿克婭
是因為機動要塞毀滅者有防禦結界在保護它阿! . |
機動要塞デストロイヤーには防御結界が張られてるからなの! |
千狐
也就是說,要打倒那台兵器, 就非得要處理它的防禦結界才行對吧。 . |
つまり、あの兵器をやっつけるには、 その防御結界を何とかしないといけないということですね。 |
八雲
可是,那麼厲害的東西是要怎樣才能夠解除啊? . |
けど、そんな大層なものをいったいどうすれば解除できーがや? |
阿克婭
哼哼,待我女神阿克婭把毀滅者的結界給消除—— . |
ふふん、このアクア様の魔法でデストロイヤーの結界を打ち消しちゃえば—— |
阿克婭
哎呀太奇妙了。大家就能夠輕輕鬆鬆收拾掉毀滅者囉! . |
あら不思議。すんなりとデストロイヤーを ボッコボコにできちゃうってわけよ! |
阿克婭
怎樣? . |
どう? |
鬼城
呃,我是知道了為什麼我們靠近不了了…… 可是——哎…… . |
いや、近付けねぇ理由はわかるにはわかったけどよ……。 なんてーか、その……。 |
多聞山城
為什麼您不在作戰之前 就和我們提這麼重大的訊息呢? . |
どうしてそのような重要な話を 戦う前にしてくださらなかったのですか? |
阿克婭
呃、不是,這個嘛,是因為……呃呃。 . |
い、いや、それは、その……えぇっと。 |
所有人
(盯著瞧) . |
(じー) |
阿克婭
就是,因為阿…… . |
あの、ですね……。 |
阿克婭
要破除結界,要花費很龐大的魔力和體力阿。 那不是很麻煩嘛對不對。 . |
結界を破るには、物凄く魔力と体力を使うのよ。 それってすごく面倒じゃないですか。 |
阿克婭
所以,我本來是想說,要是不必那麼費那麼多工夫就把毀滅者幹掉, 我就輕鬆拉,是這樣的…… . |
だから、もしそんな面倒な事をせずにアイツをやっつけられたら、 楽だなって、思ったんですよね……。 |
所有人
(用力盯著瞧) . |
(じーーー) |
阿克婭
對,對不起…… . |
ご、ごめんなさい……。 |
和真
原來如此,那麼, . |
なるほど、それじゃ、 |
和真
動手。 . |
やれ。 |
阿克婭
…………遵命。 . |
…………はい。 |
阿克婭
Sacred …… Spell …… Break …… . |
セイクリッド……ブレイク……スペル……。 |
(*譯註:我還沒去看動畫瘋上面的字幕,不知道是不是有更帥的名字。)
所有人
…………………… . |
……………………。 |
毀滅者
———— . |
————。 |
八雲
完、完全沒變化…… . |
な、何も変わってないだに……。 |
維茲
阿克婭大人她,或許是因為現在心情非常低落, 所以魔法的威力就減弱了。 . |
アクア様、いましょんぼりしちゃってますから、 魔法の威力が弱まってしまっているのかもしれませんね。 |
千狐
……? 這是怎麼一回事呢? . |
……? どういうことですか? |
維茲
這是因為……窸窸窣窣窸窣。 . |
それはですね……ごにょごにょごにょ。 |
千狐
這樣子啊…… 所以現在的阿克婭小姐須要有個人來安慰他對吧。 . |
なるほど……。 つまり、今のアクアさんには慰める人が必要なわけですね。 |
千狐
既然這樣,就請包在我千狐身上。 . |
であれば、この千狐にお任せください。 |
千狐
呃、那個……阿克婭小姐。 . |
あ、あの……アクアさん。 |
阿克婭
什麼? . |
はい? |
千狐
那個,阿克婭小姐,是因為相信各位城娘,還有和真先生等人, 才會刻意省略掉說明結界對吧? . |
その、アクアさんは、城娘の方々とカズマさんたちの力を 信じていたから、あえて結界の説明を省いたんですよね? |
千狐
可是,要是行不通的時候, 阿克婭小姐就會站出來想辦法解決。 . |
けど、もしそれで駄目だった時は、 アクアさんが何とかしようと思ってた。 |
千狐
您其實是這麼想的,我說的沒錯吧? . |
本当はそうお考えになられてたのではないのですか? |
阿克婭
…………………… . |
……………………。 |
千狐
如果真的是,那現在就正是時候了! . |
でしたら、今がその時ですわ! |
千狐
大家都必須要借助阿克婭小姐的力量。 都必須要阿克婭小姐的神來一招! . |
皆さんがアクアさんの力が必要としている。 アクアさんの救いの手を必要としているんです! |
阿克婭
妳真的……這麼想嗎? . |
本当に……そう思う? |
千狐
當然呀! 所以囉,阿克婭小姐。 . |
もちろんです! ですから、アクアさん。 |
千狐
還請您「碰——!」地秀一手大招讓所有人見識見識吧! . |
ばーんと! 派手なものをお一つお願いしますわ! |
阿克婭
……就是嘛! 大家還是須要我的力量嘛! . |
………そうよね! やっぱり私の力が必要よね! |
阿克婭
好啦,看著囉! 我女神阿克婭,就要秀出我珍藏的超強魔法囉! . |
それじゃあ、見てなさい! この女神アクア様が、とっておきの魔法を披露してあげるわ! |
阿克婭
Sacred~~! . |
セイクリッドぉ~~! |
阿克婭
Spell Break !! . |
ブレイクスペル!! |
和真
好啊! 看起來法術成功了! . |
よしっ! どうやら発動は成功したみたいだな! |
毀滅者
———— . |
————。 |
阿克婭
唔~~~~!!! . |
くぅ~~~~!!! |
達克妮絲
再加把勁,阿克婭! 再差一點結界就要破了! . |
がんばれ、アクア! あと少しで結界が破れそうだ! |
阿克婭
唔嗯嗯~~~………… . |
うぐぐ~~~…………。 |
阿克婭
唔喔喔喔喔喔喔喔喔喔!!!!! . |
うおおおおおおおおお!!!!! |
毀滅者
————!!!!! |
芸芸
成功了!結界消失了! . |
やった! 結界が消えてます! |
惠惠
趁現在快進攻吧! . |
攻めるなら今がチャンスですよ! |
鬼城
好的咧!上囉,殿下!和真! 咱們來把那大塊頭狠狠揍一頓吧! . |
よっしゃあ! 行くぞ、殿! カズマ! 俺たちであのデカブツをぶっ倒してやろうぜ! |
達克妮絲
芸芸! 趁我還擋著時,快出招! . |
ゆんゆん! 私が抑えているうちに、やれ! |
芸芸
好的!達克妮絲小姐! . |
はい! ダクネスさん! |
達克妮絲
喝啊啊啊!!! . |
はぁぁぁっ!!! |
芸芸
Light of Saber!!! . |
ライト・オブ・セイバー!!! |
毀滅者
————!!!!! |
和真
漂亮!毀滅者慢下來了! 趁現在!惠惠!維茲! . |
よしっ! デストロイヤーの動きが鈍ったぞ! 今だ! めぐみん! ウィズ! |
維茲
甚黑於黑,甚暗於暗之漆黑,吾與之寄望,吾之深紅混淆。覺醒時分,已然來到。 . |
黒より黒く闇より暗き漆黒に我が深紅の混淆を望みたもう。覚醒のとき来たれり。 |
(*譯註:這一段爆裂魔法的發動咒語網路上就有好幾種版本,我也不想一個一個挑,就乾脆翻譯自己的版本。反正爆裂魔法的咒語到後來都是讓惠惠高橋李依自己發揮,基本上版本差異我認為是能被允許的。)
惠惠
墮落於無謬境界之法則。化作無行之歪斜,速速出現! . |
無謬の境界に落ちし理。無行の歪みとなりて現出せよ! |
維茲
EX- . |
エクス—— |
惠惠
PLOSION!!! . |
プロージョン!!! |
毀滅者
————!!!!! |
毀滅者
————………… . |
————…………。 |
芸芸
贏…… . |
か……。 |
惠惠
贏…… . |
か……。 |
阿克婭
贏了———!!! . |
勝ったーーー!!! |
多聞山城
這樣子,應該算是……告一段落了是吧? . |
これで、一件落着……ということでいいのでしょうか? |
維茲
對呀,這樣毀滅者就不會再動了……應該不會錯。 . |
ええ、これでもうデストロイヤーが動く事は無い……はずです。 |
和真
可是,感覺好——像是忘了什麼事情哪。 . |
けど、なーんか忘れてるような気がするんだよなぁ。 |
達克妮絲
不過是忘記而已。 應該不是什麼大事吧。 . |
忘れるくらいなんだ。 大した事ではないのだろう。 |
和真
對啦,那也沒錯。 . |
まっ、それもそっか。 |
阿克婭
好——耶!我們來舉杯慶祝囉!來慶祝! 當然囉,你們這裡會拿酒出來對吧? . |
よーし! それじゃあ祝杯をあげましょう! 祝杯! もちろん、お酒くらいはあるわよね? |
阿克婭
咿喲!祝勝的花鳥風月~♪ . |
いよっ! 勝利の花鳥風月~♪ |
和真
(嗯嗯?怎麼回事啊,這種既視感……) . |
(んん? なんだろう、このデジャブのような感覚……) |
和真
(記得之前好像也是這樣,又好像不是這樣……) . |
(確か前にも同じような事があったような、なかったような……) |
柳川城
各位!快請看看那個! . |
皆さん! あれを見てください! |
鬼城
喂喂……那什麼玩意啊…… . |
おいおい……何だ、ありゃあ……。 |
多聞山城
那個怪物的眼睛,好像在閃著紅光呢。 . |
あの怪物の目、なんだか赤く点滅してますね。 |
所有人
…………………… . |
……………………。 |
和真
糟、糟糕啦———!!! 哎呀對啦,沒有錯啦———!!! . |
し、しまったーーー!!! そういえば、そうだったーーー!!! |
八雲
到、到底是出了什麼事!? . |
い、一体何が起こってるんだに!? |
芸芸
我、我以前,有在書上看到過! 記得機動要塞毀滅者—— . |
そ、そういえば昔、本で見たことがあります! たしか、機動要塞デストロイヤーは—— |
廣播
由於受損甚大,機體將啟動自爆功能。 搭乘組員敬請立即避難。 . |
被害甚大につき、自爆機能を作動します。 乗組員は直ちに避難してください。 |
芸芸
……它的構造好像就是這麼一個構造…… . |
……という仕組みになってるとかなんとか…… |
鬼城
媽的大蠢蛋!! 你這不才是材應該最早講的事情嘛——! . |
馬鹿野郎!! それこそ最初に言うべき事だっただろうがー! |
鬼城
現在是要怎樣!喂,是要怎樣啦!? . |
どうすんだよ! なぁ、どうすんだよぉ!? |
和真
為什麼這裡有這麼多人,就沒一個記得會自爆啊! . |
なんでこれだけ人数が居て、誰も自爆のことを覚えてなかったんだよ! |
惠惠
啊和真你還在那邊說,你還不是忘到了這個節骨眼上! . |
そういうカズマだって、今の今まで忘れてたじゃないですか! |
阿克婭
就是嘛就是嘛!幹嘛就你想要檢討我們啊! . |
そうよそうよ! なに自分だけ棚に上げようとしちゃってんのよ! |
芸芸
我我我我在討伐毀滅者的時候, 人又不在現場! . |
わわわ私はデストロイヤー討伐の時、 その場に居なかったですから! |
維茲
我的話,與其說是忘記了…… 不如說是能的話就想要就這麼忘掉別想起來…… . |
私の場合は、忘れてたというよりは…… できれば忘れたままでいたかったと言いますか……。 |
鬼城
啊啊——! 少在那裡說廢話了! . |
だぁー! 今は、んな話どうでもいいんだよ! |
柳川城
呃呃,各位那時候,到底是怎麼脫離這個困境的呢!? . |
えぇっと、その時は、一体どうやってこの窮地を脱したんですか!? |
阿克婭
嗯嗯~……記得那時候是核心的日冕礦石失去控制嘛。 . |
ん~っと……確かあの時はコアであるコロナタイトってのが 暴走してたのよね。 |
阿克婭
然後,那邊那隻窮酸巫妖, 就把那顆日冕礦石,隨便找地方傳送走啦! . |
で、そのコロナタイトだけを そこの貧乏リッチーがどっかに転送したんだったわ! |
多聞山城
那麼,我們如果用同樣的方法處理,是不是就能夠迴避自爆…… . |
だったら、同じように対処すれば自爆は回避できるんじゃ……。 |
惠惠
其實,也不完全是那麼回事喔。 . |
それが、実はそうでもないんですよ。 |
維茲
一旦排除核心,接著就換機體本身放熱失控,最後還是逃不過爆炸…… . |
コアを排除すると、今度は機体そのものが熱暴走を起こしてしまうので、 結局爆発は免れないんです……。 |
鬼城
那我把那東西,搬到海裡去怎麼樣? . |
じゃあ、俺が海までそいつを運ぶってのはどうだ? |
多聞山城
好主意——好像是個好主意, 但你沒想到從這裡到海邊的距離呢。 . |
妙案——のようにも思いましたが、 此処から海までの距離を度外視してますわ。 |
柳川城
沒錯……恐怕在搬的中間就會爆炸了。 . |
はい……恐らくは運んでる間に爆発してしまうかと。 |
鬼城
那我們是要怎麼辦啊!? . |
じゃあ、どうすりゃいいんだよ!? |
千狐
…………………… . |
……………………。 |
千狐
有的…………就那麼一個方法。 . |
一つだけ…………方法があります。 |
八雲
千、千狐?你是想做什麼啊? . |
せ、千狐? 一体何する気がや? |
千狐
抱歉,八雲。 看來現在,我沒時間多說明了。 . |
ごめんね、やくも。 説明してる暇は、どうやら無いみたい。 |
對著八雲說完,千狐便露出了悲傷的微笑。 . |
やくもにそう告げると、千狐は悲しげに微笑む。 |
然後,千狐穿過八雲, 拔腿朝機動要塞毀滅者衝了過去。 . |
そして、千狐はやくもを横切り、 一目散に機動要塞デストロイヤーに向かって走り出した。 |
八雲
千狐!!那邊很危險的! 快回來這裡! . |
千狐!! そっちは危険だに! はよこっちに戻ってくるがや! |
千狐
——KON! . |
——コンッ! |
不顧八雲的制止,千狐對著趴倒在地上的毀滅者一個揮手。 . |
やくもの制止を振り切り、千狐は地に伏したデストロイヤーに手を振れる。 |
轉瞬間——千狐和毀滅者, 就如同好似一開始就不在現場似地,失去了蹤影。 . |
転瞬——千狐とデストロイヤーは、 まるで最初からその場に居なかったかのように姿を消したのだった。 |
然後——過不了多久,便從遠方傳來了巨大爆炸的轟隆聲響。 . |
そして——間もなく、遠方から巨大な爆発音が轟いた。 |
達克妮絲
剛、剛才的是…… . |
い、今のは……。 |
多聞山城
難……難不成……! . |
ま……まさか……! |
柳川城
不會錯,我是從向海那邊聽到的! . |
間違いなく海の方から聞こえてきました! |
八雲
啊……啊啊…… . |
あ……あぁ……。 |
和真
總而言之,馬上就去聲音的方向看看吧! . |
とにかく、すぐに音のした方へ向かおう! |
殿下
…………! |
————。 |
柳川城
剛才的聲響,好像就是從那團黑煙附近發出來的。 . |
さっきの音は、どうやらあの黒い煙の辺りから 発したものみたいです。 |
芸芸
也就是說…… . |
ということは……。 |
達克妮絲
是啊,毀滅者應該就是在那邊自爆了。 . |
ああ、どうやら彼処でデストロイヤーが自爆しただろう。 |
達克妮絲手指著的前方—— 有幾塊鐵片被浪沖上海邊。 . |
ダクネスが指差した先——。 そこには浜辺に打ち上げられた幾つもの鉄片があった。 |
維茲
那麼,千狐小姐她…… . |
それでは、千狐さんは……。 |
多聞山城
……他恐怕,為了拯救我們, 用了時空轉移術到了海上了吧…… . |
……恐らくは、我々を救わんとして 時空転移術を以て海上へ向かったのでしょう……。 |
八雲
嗚……嗚嗚…… . |
う……うぅ……。 |
八雲
千狐……千狐…… . |
千狐ぉ……せんこぉ……。 |
八雲的哭聲籠罩海邊。 . |
やくもの泣き声が浜辺を包み込む。 |
千狐死了——或許是無法接受那個事實,一個人, 又一個人,像是要別開在遠方騰騰升起的煙霧,伏下了臉。 . |
千狐が死んだ——その事実を受け止めきれないのか、一人、 また一人と遠方で沸き立つ煙から目を背けるように顔を伏せた。 |
他們的樣子,看起來也像是 對犧牲自身性命來拯救多數人的英雄,獻上默哀。 . |
その姿はまるで自らの命を犠牲に 多くの命を救った英雄に対する黙禱のようにも見えた。 |
芸芸
……………… . |
………………。 |
芸芸
………………咦? . |
………………あれ? |
惠惠
妳怎麼了?芸芸。 . |
どうしましたか? ゆんゆん。 |
芸芸
那個,惠惠。 妳有沒有從海那邊聽到什麼? . |
ねぇ、めぐみん。 海の方から何か聞こえない? |
惠惠
嗯~~~? . |
ん~~~? |
惠惠
……………… . |
………………。 |
惠惠
芸芸,我說這種時候啊, 要看個場合,控制玩笑話,才是禮貌喔? . |
ゆんゆん、こういう時はですね。 空気を読んで冗談を控えるのが礼儀というものなんですよ? |
芸芸
我、我沒在開玩笑啦~! 我是真的聽到了! . |
じょ、冗談じゃないよ~! 本当に聞こえたんだって! |
————已經——了—— . |
————もう——なの—— |
芸芸
妳聽,又有聲音了! . |
ほら、また聞こえた! |
多聞山城
……………… . |
………………。 |
——再加把勁——快到—— . |
——がんばれ——たし—— |
多聞山城
……! 真的聽得見聲音! . |
……っ! 確かに聞こえます! |
鬼城
難不成……是敵人!? . |
まさか……敵か!? |
柳川城
不對……那個是……! . |
いえ……あれは……! |
千狐
咳、咳! 呼,真不該做做不慣的事情…… . |
ケホッケホッ! ふぅ、慣れない事はするもんじゃないの……。 |
千狐
但是,多虧我自我鼓勵, 才好不容易游上岸了。 . |
でも、自分で自分を励ましたおかげで、 何とか泳ぎ切ることができたわ。 |
千狐
這可是番大大的壯舉啊,千狐! . |
これは立派な快挙よ、千狐! |
所有人
………… . |
…………。 |
千狐
呃,噯!?各位!? 怎麼所有人都在這裡了!? . |
あ、あれ!? 皆さん!? どうしてここに居るんですか!? |
八雲
千……千…… . |
せ……せ……。 |
八雲
千狐~~~~~!!! . |
せんこぉ~~~~~!!! |
千狐
KON!?八雲!? 到底是怎麼了!? . |
コンッ!? やくも!? 一体どうしたのよ!? |
八雲
千狐~~~~!!!太好了~~~~!!! 你變成鬼還願意回來,我好開心呀~~~~!!! . |
千狐~~~~!!! 良かった~~~~!!! 幽霊でも戻って来てくれて、うちは嬉しいだに~~~!!! |
八雲
嗚哇~~~~~!!! . |
うわ~~~~~ん!!! |
千狐
呃,你說什麼呢! 別隨便就把我殺掉啦!真是的…… . |
ちょ、ちょっと! 勝手に殺さないでよね! まったく……。 |
千狐
所以…… 現在這是怎麼一回事呢? . |
それで……。 これは一体どういう状況なのでしょうか? |
柳川城
其實……如此這般如此這般…… . |
実は……かくかくしかじかで……。 |
千狐
原來是這樣…… 所以,各位才會一看到我,就嚇著了呀。 . |
なるほど……。 それで、皆さん私を見るなり驚いていたというわけですか。 |
千狐
各位真是抱歉。 都怪我舉動輕率……不好意思,讓各位擔心了。 . |
すみません、皆さん。 私が軽率に動いたばかりに……本当に、ご心配をおかけしました。 |
阿克婭
妳沒事真是太好啦! . |
無事でよかったじゃない! |
阿克婭
一個人犧牲小我拯救大我,這種結尾實在感覺很糟耶。 而且這樣也就沒辦法開宴會呀! . |
流石に一人の犠牲で皆が助かりました、ってオチは後味悪いものね。 それじゃ宴会もできなくなっちゃうし! |
達克妮絲
可是,妳那不顧自身危險,奮力拯救同伴的志氣, 可不是哪個人都能夠模仿的。 . |
だが、自らの危険を顧みず、仲間の命を救おうとする志は 誰にでも真似できるものじゃない。 |
達克妮絲
我為妳的勇氣感到十分佩服,千狐。 . |
その勇姿に私は感服したぞ、千狐。 |
千狐
是、是的! 非常謝謝你! . |
は、はい! ありがとうございます! |
維茲
可是,下次就別再做那麼危險的舉動囉? 千狐小姐的命,可不是只有妳一個人的而已。 . |
でも、あんな真似はこれっきりにしてくださいね? 千狐さんの命は千狐さんだけのものじゃないんですから。 |
千狐
嗚……我會小心的。 . |
うぅ……気を付けます。 |
芸芸
不過,千狐小姐也都沒事了, 這應該也算是皆大歡喜、可喜可賀了,對吧? . |
けど、こうして千狐さんも無事だったわけですし、 ここはめでたしめでたしって事で良いんじゃないんでしょうか? |
惠惠
對呀。 所幸也沒人受傷。 . |
そうですね。 幸い、怪我人も出なかったことですし。 |
和真
好,既然也都把毀滅者打倒了, 我們的任務也結束啦。 . |
よしっ、それじゃあデストロイヤーも倒したわけだし、 これで俺たちのクエストも完了だな。 |
緊急任務「討伐機動要塞毀滅者!」CLEAR . |
緊急クエスト「機動要塞デストロイヤーを討伐せよ!」CLEAR |
惠惠
哎呀~這下終於能回到原來的世界了呢。 . |
はぁ~、これでやっと元居た世界に帰れますね。 |
千狐
(……嗯?回去……?) . |
(……ん? 帰る……?) |
千狐
(…………!) |
千狐
啊啊啊啊啊! . |
あああああっ! |
柳川城
千、千狐小姐!? . |
せ、千狐さん!? |
鬼城
你幹嘛啦?突然叫出聲來。 . |
どうしたんだよ? 急に叫んだりして。 |
千狐
又有事情不好了!各位! . |
またしても大変です! 皆さん! |
千狐
之前滿心裡想的處理毀滅者所以就完全忘記了…… . |
デストロイヤーの件に追われててすっかり忘れていましたが……、 |
千狐
為了要讓和真先生他們回去原來的世界, 我們除了利用九尾造出來的世界裂縫,就沒有其他方法了! . |
カズマさんたちを元居た世界に戻すためには、 九尾の力によって生じた世界の裂け目を利用する以外に方法がありません! |
千狐
現在在領地內的神社裡,還存在聯繫和真先生您們的小通道, 但是我不知道什麼時候會封起來! . |
いまはまだ所領内の社にカズマさんたちの世界に繋がる小径が 存在していますが、いつ閉じるかはわかりませんわ! |
達克妮絲
真……! . |
まっ……! |
惠惠
真……! . |
まっ……! |
芸芸
真……! . |
まっ……! |
和真
真的假的—————!!!! 所以我們不快點回去就慘了是嗎!? . |
マジかーーーーー!!!! だったらすぐにでも帰らないとヤバいってことだよな!? |
阿克婭
到底是要怎樣啦! 我都還沒拿到禮物,也還沒參加宴會欸! . |
ちょっとどういうことよ、それ! 私、まだお礼貰ってないし、宴会も催してもらってないわよ! |
和真
妳要注意的才不是那種雞毛大的屁事好不! . |
気にしなきゃいけないとこ、そこじゃねーだろ! |
維茲
總、總之我們快回去領地吧! 千狐小姐,不好意思,麻煩妳施展時空轉移術! . |
と、とにかくすぐにでも所領へ戻りましょう! 千狐さん、申し訳ありませんが時空転移術をお願いいたします! |
千狐
好的!我知道了! 那麼各位,要走囉—— . |
はいっ! わかりましたわ! それでは皆さん、いきますよ——。 |
——領地.神社。 . |
——所領・神社。 |
柳川城
還好…… 看起來神社裡的光輝還沒有消失! . |
良かった……。 どうやらまだ神社に生じた輝きは消え失せていないようですね! |
鬼城
所以,和真他們也就能平安回去囉。 . |
なら、これでカズマたちも無事に帰れるってことか。 |
千狐
來,各位請加快動作。 要是「門」封上了,就完全不能夠再回到原來的世界了。 . |
さぁ、皆さんお急ぎください。 『門』が閉じてしまえば元の世界に戻れなくなってしまいますわ。 |
芸芸
………… . |
…………。 |
惠惠
怎麼了?芸芸。 . |
どうかしました? ゆんゆん。 |
芸芸
呃,嗯。 那個……感覺有點小遺憾。 . |
う、うん。 その……ちょっとだけ残念かなって。 |
惠惠
遺憾? . |
残念? |
芸芸
嗯……因為,一想到大家難得相聚一場, 卻又非得馬上道別不可,我就—— . |
うん……。だって、折角こうして皆さんと出会えたのに、 すぐにお別れしなきゃいけないって考えると——。 |
阿克婭
妳是要說「結果還是拿不到禮物所以心情超級糟超級糟」 對不對!?對不對嘛!? . |
結局お礼が貰えなかったじゃないって気持ちで いっぱいになるって言いたいんでしょう!? そうでしょう!? |
和真
妳給我安靜點! . |
お前は少し黙ってろ! |
維茲
……我大概能懂芸芸小姐的心情。 . |
……ゆんゆんさんの気持ち、なんとなく分かります。 |
維茲
要是我們能夠稍微在這個世界再待久一點, 一定能夠和各位相處得再更好一些。 . |
もう少しこの世界に残ることができるのなら、 きっと皆さんともっと仲良くなれたはずですからね。 |
多聞山城
呵呵,聽您這麼說,我們心裡也很高興。 . |
ふふっ、そう言っていただけると私たちも嬉しいですわ。 |
鬼城
哎,可是……那個,要怎麼說呢…… 我是不太好講出來啦。 . |
まっ、でも……そのぉ、なんて言うか…… 上手くは言えねぇんだけどよ。 |
鬼城
可是我不太覺得,和你們會是今生永別欸。 . |
なんとなく、あんたらとは今生の別れになるような 気がしねぇんだよなぁ。 |
千狐
呼呼,說不定出乎意料,鬼城小姐的預想沒有錯喔。 . |
ふふっ、案外鬼ヶ城さんの予想は外れてはいないかもしれませんよ。 |
達克妮絲
嗯?這是為什麼? . |
ん? どういうことだ? |
千狐
這次的事件,讓我們和和真先生你們結下了一段緣分。 . |
今回の一件で我々とカズマさんたちの間には縁が結ばれました。 |
千狐
所以,只要出現契機,搞不好千狐就能夠施展法力, 再把和真先生你們召喚到我們的世界喔。 . |
ですから、契機さえ生じれば千狐の力で、再びカズマさんたちを こちらの世界に喚ぶことができるかもしれないということですわ。 |
惠惠
也就是說,我能夠再好好看看這邊的世界—— . |
ということは、じっくりこちらの世界を見ることも—— |
千狐
是的,應該可以的! . |
はい、できるはずです! |
阿克婭
禮物,也是之後……? . |
お礼も、その時に……? |
千狐
是的,我們當然會為您準備的。 . |
はい、もちろんさせていただきますわ。 |
千狐
還有,我們也會設宴好好款待的。 . |
それと、宴もちゃんと御用意しますので。 |
阿克婭
謝謝妳,千狐! . |
ありがとう、千狐! |
和真
真是,都最後的最後了妳還是要勢利啊。 . |
ったく、最後の最後まで現金な奴だなぁ。 |
和真
快點啦,要走囉。阿克婭! . |
ほら、さっさと行くぞ。アクア! |
阿克婭
好啦好啦,知道了。 大家再見囉。 . |
はいはい、分かってるわよ。 それじゃあね、皆。 |
阿克婭
哎呀,之前是出了不少麻煩…… 不過和各位一起度過難關,真的很開心喔♪ . |
まあ、色々面倒ではあったけど…… 皆と一緒に過ごすのは楽しかったわ♪ |
維茲
要和兜還有妖怪作戰,應該是滿辛苦的…… 還祝您們武運昌隆。 . |
兜や妖怪との戦いは色々と大変かと思いますが…… どうか良き御武運を。 |
多聞山城
謝謝,你們也多多保重。 . |
ええ、そちらもお元気で。 |
和真
那就麻煩妳囉,千狐。 . |
それじゃあ頼む、千狐。 |
千狐
我知道了。那麼,要開始囉—— . |
分かりました。では、いきますよ—— |
千狐手持大幣,集中精神, 從拜殿零落下來的清靜光芒,便稍微加強了一點亮度。 . |
千狐が大幣を手にし、精神を集中させると、 拝殿から零れていた清浄なる光が勢いをわずかに強くした。 |
和真
我走囉,殿下! 之後如果再碰面的話,再慢慢聊喔! . |
じゃあな、殿! またいつか会えたら、そん時はゆっくり話そうぜ! |
殿下
………… . |
…………。 |
殿下
…………! |
於是乎,和真一行人消失在清靜光芒的前方, 殿下等人的世界又再度恢復了暫時的平靜。 . |
こうして、カズマ一行は清浄なる光の先へと消え、 再び殿たちの世界には一時の安息が取り戻された。 |
——然而。 . |
——しかし。 |
九尾
哼嗯……機動要塞毀滅者,是嗎。 . |
ふむ……機動要塞デストロイヤー、か。 |
九尾
居然有世界存在那種機關器具,真是非常有趣呀。 . |
あのような絡繰が存在する世界があるとは興味深いものよな。 |
九尾
但是,由獨立系統所驅動的存在, 還是不能捨棄控制困難的可能性…… . |
だが、独立系によって駆動する存在となれば、 制御困難となる可能性は捨てきれぬ……。 |
九尾
既然如此,奴家就再來尋尋下一個要轉錄到這個世界的存在吧。 . |
となれば、次に此世へと転写すべき存在の見当は自ずと定まろう。 |
九尾
呵呵……城娘們啊。 . |
フフ……城娘たちよ。 |
九尾
奴家是不會讓這結束的…… . |
未だ終わらせなどはしない……。 |
九尾
……奴家有奴家要盡的腳色。 . |
……吾には吾の役割を。 |
九尾
而你們則有你們的腳色…… . |
汝らには汝らの役割を……。 |
九尾
咱們都得在這世上,克盡其職才是哪。 . |
此世において、共に果たすべきなのじゃからな。 |
九尾
呵呵,哼哈哈……哼哈哈哈哈哈哈哈哈哈!! . |
くふっ、フハハ……フハハハハハハハハハっ!! |
宴會尚未散席…… . |
宴は続く……。 |
一面將無盡邪惡滲出於世,九尾那妖艷的哄笑 一聲聲流竄到有如地獄的暗夜天空—— . |
尽きぬ邪悪を滲ませながら、其の艶やかなる哄笑は 無間の如き闇夜の空に流れていくのであった——。 |
這邊還是要不免俗地感謝城娘營運,能夠出這種合作。
單日累計八百人以上的來訪還真讓我有點嚇到。