魂分かつ双子の片割れが天の玉座を継ぎしとき、黒き衝動が男の翼を闇の色へと染め上げる――
靈魂雙分的雙子其中一片在繼承天上的玉座的時候
有著黑暗衝動的男子的羽翼染上了黑暗的色彩
神界の一つ「天界」において、他を寄せ付けぬ卓越した能力を有しながらも王の継承を許されなかった男・イザーク。
在神界之一「天界」,有著其他人所沒有的卓越能力卻不被容許繼承王位的男人·伊薩克。
天上天下唯我独尊、己が力に絶対の自信を持ち、次期聖王の座を信じて疑わなかった彼にとって、それはどんな言葉でも言い表せぬ屈辱となった。
天空天下唯我獨尊,對自己的力量有絕對的自信,下期聖王的位子不用懷疑是誰,對他來說,那個成為了怎樣的言詞都無法表達的屈辱。
無念舌禍不信暴虐侮蔑汚辱自棄憎悪――絶望。
無念舌禍不信暴虐侮蔑汚辱自棄憎悪――絶望。(有人覺得這句需要翻嗎?)
例え、継承者が愛する姉であろうとも。
イザークは、その事実を受け入れることができなかった。
繼承者是深愛的姊姊 (前面的翻下去有點奇怪)
伊薩克無法接受這個事實
やがて彼は天界を去ると、別の神界へと舞い降りる。
そこは有象無象が血を流しあい、幾年にも渡り戦乱の絶えぬ群雄割拠の地、魔界。
力こそが正義、武に優れ、他者を従えることこそが全ての世界にはまだ、彼の望む「王」の座が残されていた。