**這個文章是全部日語,對不起**
実のところ、私はまだこの事件について触れる心の準備ができていません。
3月11日に起きた悲劇的な災害と、その後の大事故のことです。
我が日本は有数の地震大国であり、そのため地震への備えは相当にしっかりしたものになっています。現に、今回の地震で直接被害を受けたものは多くなかったようです。
しかし周囲を海に囲まれた島国ですから、地震に伴ってもう一つの災害が引き起こされます。
津波です。
今回の悲劇は、津波が予想外に強大かつ急速に被害地を襲ったために発生したと言ってもいいでしょう。この津波は、普通少しずつ水面が上がってゆっくりと陸地に押し寄せるものと異なり、急速に水面が高くなり、そのエネルギーを支えきれない水の壁が陸地に倒れこむようにして起こったものだと聞いています。専門的な言葉があるのですが失念しました。
このため津波の高さは10メートル以上にも達し、多くの建物が飲み込まれ、人々の避難が間に合わなかった例が多かったのです。
そして津波はもう一つの悲劇を引き起こしました。
いえ…まだ悲劇にしてはいけないでしょう。放射能との戦い、制御を失った原子力発電所との戦いです。これは現在も同盟国アメリカの軍隊と共に、我が国の自衛隊、消防隊、警察によって続けられています。
日本は電気というエネルギーに頼り切った生活にずっと慣れてきました。産業はもとより、一般人の普通の生活でさえ電気なしには回らないのです。膨大な電力消費のために、より効率的な発電装置を求めて、いくつもの原子力発電所が日本各地に建設され、電力需要を賄ってきました。
原子力の建設には、冷却用の水が大量に調達できる場所が選ばれます。安価で大量に調達できる水…おわかりですね、海水を必要とするために発電所は海辺に建設されます。
今回事故を起こした福島県の発電所も海辺に建設されていました。
地震大国ですから、発電所は相当な大地震にも耐える設計がなされています。
しかし今回のような強力な津波については想定外だったのです。
地震には耐えた発電所も、津波によって制御のためのシステムが破壊され、危機的な状況に陥りました。このような状態に至るまでの経緯については、私は多くを知る立場にありません。結果として、日本は暴走しようとする原子力発電所との戦いに臨むことになりました。
今この時でさえ、現地では多くの方々が放射線被曝の危険に身を晒しつつ、発電所との戦いを続けています。
どうか彼らの無事を祈ってください。
そして彼らが戦いに勝利することを確信してください。
私たち生きている日本人に出来ることは、彼らを信じることです。
地震の発生直後、いち早く援助を申し出てくださった台湾、被害状況が知られるようになって更に義捐金を増額してくださいましたね。また先日行われたチャリティーイベントでは、20億円を越える義捐金が集まったというニュースがこちらにも届きました。
本当にありがとうございます。
感謝する、という言葉だけでは伝えきれないものを感じています。
過去の経緯は過去のものとして、現在を共に歩もうとしてくれる台湾には、私たち日本人は常々頭の下がる思いでおります。政治状況のために台湾を名実共に同格の国家として遇することが出来ない私たちをどうか許してください。政治的にはどうあれ、一般の日本人は台湾は独立国家であると認識しています。そして未来を共に語ることのできる友人である、とも。
どうかこれからも日本の良き友でいてください。
日本はどれだけの傷を負っても、必ず立ち直ります。
日本を見守っていてください。
心からの感謝を込めて。